単発で稼げるバイトを探している方には、交通調査バイトがおすすめです。
座って交通量をチェックするだけの仕事なので、楽そうというイメージがあるかもしれません。今回は、そんな交通調査バイトの仕事内容から、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人の特徴まで詳しくご紹介します。
交通調査バイトをしてみたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
交通量調査バイトとは
交通量調査バイトには、いくつか種類があります。
車の量を調査する仕事、歩行者の人数を調査する仕事などが主となっていますが、どの仕事も計測用のカウンターを使用して車や人数を数えていきます。
交通量調査は、車を種類別にカウントしたり、ナンバープレートで見分けたりする仕事です。普通車や軽自動車、大型車、バイクなどを別々にカウントしなければいけませんので、しっかり車を見ていないと正確にカウントできません。
人流調査の場合は、人の数を数えます。歩行者や自転車という区別だけでなく、性別や年代まで分けてカウントする場合もあります。
仕事内容
交通量調査は、2人1組や3人1組といったグループでの仕事が中心です。グループで交代しながら椅子に座り交通量を調査します。
調査の内容によっては立って行う場合もありますが、ほとんどが座りです。
交通量調査には、先ほども述べた車を種類別に数えるものや人の数を計測するものがありますが、他にも交差点調査といって交差点で曲がり切れなかった車を数える仕事や、高速道路の走行調査といったものもあります。
拘束時間
交通量調査の仕事は、拘束時間が長めです。
1勤務12時間または24時間体制のどちらかが多くなっており、7時から19時や7時から翌朝7時までというような時間帯があります。
どの調査でも間に休憩が数回ある勤務スタイルで、2時間稼働したら1時間休憩をとるというようにして、12時間または24時間の勤務を行います。
常に2人は交通量をチェックできるように体制を組んでいるため、3名体制の場合は、1名が休憩中は2名が稼働することになります。
時給相場
交通量調査のバイトの時給は地域によって時給に差がありますが、相場は1,100円から1,700円となっています。
バイトは単発や期間限定での募集となっているため、日給制となる場合もあるでしょう。日給の場合は、半日で10,000円くらい、24時間勤務だと20,000円くらいになるため、稼げる仕事といえます。ただし、募集している会社によっても異なるため、拘束時間が長い割に給料が安いと感じることもあるかもしれません。拘束時間と日給を事前に確認してから応募しましょう。
時給が良いとされるバイトですが、そのほとんどが単発や期間限定であるため、毎月の収入として交通量調査のバイトを選ぶのは難しいです。
【交通量調査バイト】1日のスケジュール
交通量調査バイトの1日のスケジュールはどのような流れになっているのでしょうか。1日の流れをまとめておきます。
・集合
交通量調査のバイトは朝が早いです。集合時間が業務開始の1時間前、早ければ2時間前ということもあります。仮に9時から開始の場合、早いと7時には現地に集合していなければいけません。早朝の人流をカウントしたいという依頼も多いため、業務開始が朝8時前ということもあります。そのような場合は集合時間も7時頃になり、遠方の場合はかなり早く自宅を出なければいけません。
集合場所は現地という場合もありますが、多くは駅など集まりやすい場所です。そして、そこから現地に移動して業務を行います。
自分が配置される業務場所やグループは当日知らされることが多いです。カウントするために使用する機器の使い方とカウント方法の決まりの説明を受け、腕章や作業着を着用し、グループに分かれて業務に就きます。
・業務開始と休憩
業務が開始すると、2時間勤務して1時間休憩ということを何度も繰り返します。
休憩時間中は自由に行動できますが、遠くまで行ってしまうと時間内に戻ってこれなくなるので、大抵は近場の公園やコンビニなどで時間をつぶすことになります。
派遣会社によっては休憩用の車を用意してくれる場合もあり、そのような場合は車の中で待機できます。外で時間をつぶさなければならない場合、初めての場所だと周りに何があるのかも分からない状態となるため、1回目の休憩の際に周辺をよく確認しておくと安心でしょう。
・片付けと業務終了
勤務時間が終了したら片付けを行い業務終了となります。当日給与を手渡ししてもらえる場合は、その場で現金支給されます。
【きつい?】交通量調査バイトのデメリット
交通量調査は椅子に座って業務をするので、体を動かす仕事ではありません。そういった点では楽そうと感じるかもしれないですが、実はきついと感じる場面も多々あります。まずは、交通量調査バイトのデメリットについて見てみましょう。
場所によっては大変!
交通量調査は、さまざまな場所で行われています。時間帯や場所によっては、かなりの交通量、人流が多いなどがあり、目が疲れるという声が多く見られました。
常にカウントしておかなければいけないので、目が離せません。そしてカチカチと指を動かし続けることになるので、これも意外と大変です。人が多い場所や車が多い場所にあたってしまうと、ぼーっとしていられないでしょう。
冬は寒く夏は暑い
交通量調査は、基本的に屋外で行われる仕事が中心です。屋外なので、夏は暑いです。熱中症のリスクもありますので、水分補給をしながら作業できるようにしましょう。
また、冬は寒さが厳しいです。外で作業し続けるので手先が冷たくなり、指が動かしにくいかもしれません。手袋をつけて作業したり、防寒対策としてカイロも持って行ったりと工夫が必要です。手袋の着用は、可能かどうか事前に確認しておきましょう。
簡単な作業で飽きる
交通量調査のアルバイトは、カウンターを使って車や人の数を数える作業です。ひたすらカウントし続けるので、簡単な作業で眠くなってしまう、飽きてしまう……ということもあるでしょう。
長時間同じ作業の繰り返しなので、集中力がない人や飽きっぽい人は辛いと感じるかもしれません。
排気ガスがつらい
場所によりますが、交通量の多い道路調査の場合、排気ガスや砂ぼこりが舞う中で作業しなければいけないため、つらいという声も見られました。特に、ホコリでアレルギーが出やすい人は、注意しなければいけません。また、排気ガスを吸ってしまい気分が悪くなる可能性や、肌荒れしてしまう可能性もあります。そのようなことが気になる場合は、事前にどのような場所で交通量を調査するのか確認しておくと安心です。
拘束時間が長い
交通量調査のアルバイトは、拘束時間が長いです。2時間業務して1時間休憩となりますが、それが何度も行われるので、休憩時間が多いイメージがあるかもしれませんが、かなり拘束時間が長くなってしまうのです。そのため、短時間だけ働きたいという場合には向かないでしょう。
【楽!】交通量調査バイトのメリット
交通量調査のアルバイトのメリットは、未経験でも行えることや、対人ストレスがたまりにくいこと、単発で稼ぎやすいこと、服装や髪型が自由なことなどがあげられます。
そんなメリットについて、詳しく見ていきましょう。
未経験でもすぐ始められる
交通量調査のアルバイトは、未経験でもできるものです。経験がなくてもできるバイトなので、採用されれば研修などもなくすぐに働くことができます。アルバイトが未経験でも採用してもらいやすい仕事です。
対人ストレスがたまらない
交通量調査のアルバイトは、交通量をカウントするだけなので、人と接する仕事と比べると対人ストレスがたまりにくいです。
2名から3名のグループで仕事をしますが、グループ以外の人と接することもありませんし、グループは1日または数日間だけのものなので、苦手と思う人がいたとしても我慢することができるでしょう。
仕事中に話をすることはほぼなく、黙々とカウント作業を行います。そのため人と話すのが苦手、接客が苦手という人にとっては、とても業務しやすい環境といえます。
季節や場所によってはとても楽! 春や秋がおすすめ
交通量調査のアルバイトは、夏と冬は季節的な問題で大変ですが、春や秋であれば比較的楽に仕事できます。心地良い風が吹くなかで仕事ができますし、場所によっては桜や紅葉が見られるかもしれません。楽な季節を狙って仕事するなら、おすすめのバイトです。
髪型や服装が自由
交通量調査のアルバイトは、髪型や服装に関しての規定はほぼありません。茶髪でも金髪でも仕事がしやすいです。また、服装もだらしない恰好でなければ問題ないため、ジーンズなどを履くこともできます。髪型や服装に細かな規定がない場所で仕事がしたい方にもおすすめです。
単発で稼げる
交通量調査のアルバイトは、長期のバイトではほとんどありません。たいていが1日や数日間の限定となっています。そのため、単発のバイトを探している人におすすめです。時給も高めなので、単発で効率よく稼ぐことができるでしょう。
交通量調査バイトに向いている人・向いていない人の特徴
交通量調査のバイトは、幅広い年代の方が行っています。20代から40代を中心に、学生やフリーター、主婦などが多いのでさまざまな年代の人と仕事をすることになります。
では、交通量調査のアルバイトに向いている人とそうでない人にはどのような特徴があるのでしょうか。
交通量調査バイトに向いている人の特徴
交通量調査のバイトに向いている人は、1人で黙々と作業できる人、早起きが得意な人、集中力がある人です。
交通量調査のアルバイトは、朝が早いです。集合場所に遅れてしまうと皆に迷惑がかかりますので、早起きが得意だと安心です。
また、グループに分かれますが、業務は個々に行います。集中力があり、1人で黙々と作業できる人は、交通調査量バイトに向いているといえるでしょう。
交通量調査バイトに向いていない人の特徴
交通量調査バイトに向いていない人は、飽きっぽい人や責任感のない人です。
車の数や人の数をカウントするという同じ作業をずっと繰り返すので、飽きてしまうという方は多いです。しかし、飽きてしまったと放棄しては、正確な数値を計測できません。
飽きたからと放棄してしまうような、責任感の無い人も交通量調査のアルバイトには向いていないでしょう。
【交通量調査バイト】よくある質問
交通量調査バイトのメリットやデメリットがわかったところで、働く際によくある質問についても見ていきましょう。
高校生でも働ける?
高校生でも働けるかどうかは、案件によって異なります。「18歳未満は原則として午後10時〜午前5時まで働けない」という決まりがあるため、基本的に深夜帯のバイトは行えません。
アルバイト初心者の高校生でも働きやすい仕事なので、高校生OKの求人を見つけたらぜひ挑戦してみてください。
男女比はどれくらい?女性でも働ける?
交通量調査のアルバイトは、男女比でいうと男性の方が多い仕事です。ほとんどが男性という場合もあります。しかし、時給が良いという点で女性でも働きたいと思う人もいるでしょう。もちろん、女性でも応募することは可能です。
力仕事はありませんが、暑さや寒さに弱い場合は、体力的にきついと感じることもあるかもしれません。上記で紹介した夏や冬の季節を避けるなど、対策を取ることで働きやすくなるでしょう。
ひとつ注意したいのは、早朝や夜間の作業です。人通りが少ない時間になると防犯面の心配もあるため、そのような点にも注意して応募しましょう。
働く際の注意点は?
交通量調査のアルバイトでは、働く際に注意しておきたいことがあります。それは、トイレがないということです。座って作業している近くには、コンビニや公園、オフィスビルなど何らかの建物があります。その中で、トイレを借りられる場所を探しておかなければいけません。最近は防犯面の観点から、コンビニでトイレを貸し出していない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
交通量調査バイトを始めるのにおすすめの派遣会社
交通量調査のアルバイトは、派遣会社に登録することで仕事を紹介してもらうこともできます。派遣会社の方が時給は高めに設定されているので、交通量調査のアルバイトを探すなら、まずは派遣会社への登録を行いましょう。
これからご紹介する派遣会社では、実際に交通量調査のバイトの派遣を行っています。ぜひ参考にしてみてください。
派遣会社名 | 得意な職種 |
テイケイワークス東京 | 軽作業、物流関係 |
スタッフサービス | 一般事務、データ入力、介護系、製造業 |
テンプスタッフ | 一般事務、販売・接客、介護・保育 |
テイケイワークス東京
運営会社 | テイケイワークス東京株式会社 |
求人数 | 437件(2022年8月時点) |
得意な職種 | 軽作業、物流関係ほか |
ケイテイワークス東京は、関東近郊のお仕事をメインに紹介している派遣会社です。日払いもできるので、すぐにお給料を受け取りたい方にもおすすめです。
現在(2022年12月)キャンペーンを行っており、初勤務時にお給料とは別に1,000円が支給されます。この機会を逃さずに登録してみてください。
常時400件を超えるお仕事が紹介されており、交通量調査のアルバイトも取り扱っています。最短で登録の翌日から働き始めることができるので、すぐに仕事がしたい人はまず登録会に行きましょう。
スタッフサービス
運営会社 | 株式会社スタッフサービス・ホールディングス |
求人数 | 27058件(2022年12月時点) |
得意な職種 | 事務系、軽作業ほか |
スタッフサービスは全国展開している派遣会社です。
事務系のお仕事が多い派遣会社ですが、軽作業などのお仕事もあり期間限定の交通量調査のお仕事もありますよ。
派遣会社大手ということもあり、企業からの信頼も厚く、たくさんのお仕事があります。交通量調査のアルバイトが終わった後も、他の派遣の仕事を探しやすいでしょう。まずは登録会に参加してください。
テンプスタッフ
運営会社 | パーソルテンプスタッフ株式会社 |
求人数 | 10,390件(2022年12月時点) |
得意な職種 | 事務系、軽作業ほか |
テンプスタッフは、全国で登録会を開催していて、事務系や軽作業などさまざまなお仕事が用意されています。派遣スタッフが選ぶ派遣会社満足度ランキングで2021年に総合満足度1位を獲得している派遣会社です。
希望に合う仕事を見つけやすい派遣会社で、単発のお仕事も多くありますよ。交通量調査のお仕事も、派遣スタッフとして従事すれば時給が高くなるのでおすすめです。
まとめ
今回は、交通量調査のアルバイトについて、仕事内容やおすすめの派遣会社などをお伝えしました。
交通量調査のアルバイトは、夏や冬は季節的にきついという声も見られました。しかし、春や秋など気候面で過ごしやすい時期であれば、比較的楽に行える仕事といえるでしょう。給料に関しては、会社により異なるため、できるだけ条件の良いところを探してみてくださいね。