初心者でも挑戦しやすい軽作業バイトの中でも、人気が高いのが「シール貼り(ラベル貼り)」バイトです。シール貼りは仕事内容が簡単で肉体労働がないので働きやすく、さらに時給が高いといったメリットがあります。
体力に自信のない女性や主婦、学業やサークルで思うようにバイトの時間が取れない学生も、空いた時間に効率良く稼げるでしょう。
しかし、そんなシール貼りバイトは仕事がきついといわれることもあります。この記事では、シール貼りのバイトは本当にきついのか、口コミや仕事内容、メリットデメリットなどを解説していきます。
シール・ラベル貼りバイトの仕事内容はどんな感じ?
シール・ラベル貼りは、商品の箱や化粧品、封筒にそれぞれ価格表、成分表示、宛名などを貼っていく仕事です。しかし、職場によって仕事内容が多少異なる場合があります。シール貼りバイトの仕事内容は、大きく分類すると下記の2種類に分けられます。
- シール貼りのみを行う仕事
- 素材の切り取りや商品梱包まで含まれる仕事
シール貼りは基本的に単純作業で、マニュアルも決まっているので難しい仕事はありません。しかし、雑に貼ってしまえば商品は廃棄処分になってしまい、やり直しのきかない繊細な仕事です。スピードと正確さ、集中力が必要とされます。
シール貼りバイトは出勤・在宅の2種類
シール貼りのバイトには、工場や倉庫などに出勤して行うタイプと自宅で行うタイプの2種類があります。基本的には出勤タイプのバイトが多いですが、自宅で働きたいという人には在宅で働くタイプがおすすめです。
しかし、一般的に在宅タイプは出勤タイプよりも給料が安く、さらには郵送なども自分でする必要があるため、手間がかかります。1枚いくらといった出来高制の案件がほとんどなので、長時間作業をしたとしても、思うような給料が得られない可能性も少なくありません。
一方で出勤タイプは、時給制や日給制の案件がほとんどで、しっかりと給料が保証されています。シール貼りのバイトに慣れていない、効率的に稼ぎたいという方には、出勤タイプがおすすめです。
在宅でできるシール貼りバイトについては、「シール貼りは家でできる?在宅・内職で行うシール貼りの副業バイトを解説」の記事をご参照ください。
シール貼りバイトは危ないっていう噂は本当?
「シール貼りのバイトは危ない」という口コミをネット上で見かける機会がありますが、それは本当なのでしょうか。ここでは、シール貼りバイトは危ないという噂について、下記の5つのポイントから解説します。
- 業務内容に対して時給が高い?
- 機材を買わせられる?
- 有料の講習を受けさせられる?
- 違う作業をさせられる?
- 内職だと収入が安定しない?
順番に見ていきましょう。
業務内容に対して時給が高い?
シール貼りは時給が1,000円〜1,300円程度に設定されていることが多いため、作業内容にしては高時給に思えます。「シールを貼るだけなのに時給1,000円?」と、作業内容に時給が見合わないように感じて、危ないバイトに思えてしまう方は少なくないでしょう。
しかし、シール貼りは作業は簡単ですが、繊細さと丁寧さが求められます。シールは商品に貼ることが多いので、シールが斜めになったりうまく貼れなかったりすると、売り物にならなくなってしまいます。
したがって「たかがシール貼り」といって手を抜いたりせず、一枚一枚慎重に貼る必要があるのです。集中力や手先の器用さが求められる仕事のため、時給1,000円程度は妥当といえるでしょう。
機材を買わせられる?
「シール貼りバイトに応募したら高い機材を買うようにいわれた」と体験談で見かけることがありますが、その場合は詐欺と認識すべきです。シール貼りに特別な機材は必要ありません。特に、通勤して行うバイトの場合は現場に資材が全て揃っているので、自分で買う意味はないです。シール貼りのバイトで機材購入を求められた場合、詐欺と判断して良いでしょう。
有料の講習を受けさせられる?
「シール貼りに応募したら5万円の講座に誘われた」といったように、有料講座への参加を求められた場合も詐欺と判断してください。シール貼り自体は先輩や上司から説明を受ければ覚えられる業務なので、講習を受ける必要はありません。実際に求人を見ても「初心者でも簡単」と記載のある求人が多く見られます。したがって、シール貼りのバイトで有料講座の提案があったときは、詐欺を疑いましょう。
違う作業をさせられる?
「シール貼りに応募したのに梱包作業に回された」など、作業内容の矛盾に戸惑う人も見かけられます。シール貼りは軽作業の中の1つなので、ピッキングや梱包作業と合わせて募集されていることがあります。シール貼りのみを行いたい場合は、求人情報をしっかり確認することが大切です。求人情報で詳しく記載されていない場合は、面接や登録の際に業務内容の確認をするようにしてください。
内職の場合収入が曖昧になりやすい?
先ほども解説した通り、シール貼りには「出勤タイプ」と「在宅タイプ」があり、自身で勤務スタイルを選択することが可能です。
通勤型は時給換算されるので、収入の目処が付きやすいですが、在宅型は成果報酬のケースが多いため、「月にどれだけ稼げるか不明」と悩むワーカーも少なくありません。在宅の場合、育児や介護の合間時間を活用して効率的に働けるというメリットがある一方で、収入が不安定になる可能性があるという点も頭に入れておきましょう。
シール貼りバイトの口コミ・評判
ここでは、シール貼りのバイトの良い口コミと悪い口コミをまとめて紹介していきます。シール貼りのバイトに関する噂はさまざまですが、実際に働いた人はどう思っているのでしょうか。良い口コミ、悪い口コミのそれぞれを紹介するので、参考にしてみてください。
シール貼りバイトの良い口コミ
まずはシール貼りの良い口コミから見ていきましょう。
30代女性
エアコンの効いた部屋で作業ができるし内容も簡単なので、これで時給1,000円もらってもいいの?という感じです。
以前にも軽作業のバイトをしていましたが、立ちっぱなしの作業が辛く、座ってできる仕事を探していました。
当初は事務職に就きたいと希望していたのですが、未経験者でもできると聞いてシール貼りをやることに決めました。
快適に働けるし、体力が必要ということもないので、女性にとってはすごく助かる仕事だと思ってます。
20代女性
接客業がとても苦手で、なるべく人と接することがないアルバイトをやりたいと思っていました。
シール貼りは自分のペースで黙々と作業に集中できるので、私にとってはやりやすかったです。
働き始めはもちろん、仕事の説明と流れの注意などを受けます。それが終われば「後は自分で頑張って」って感じなので、ほぼ誰かとコミュニケーションをとる必要はありませんね。
職場にいる人は主婦や、学生がほとんどで皆さん忙しく、仕事が終わった後にお茶をするとか、定期的に飲み会もありませんから、その点も助かります。
40代女性
ノルマは決まっていますが、難しいことは1つもないので毎回達成できます。
イメージとしては、「今日中にこれだけ終わらせなさい!」みたいな感じかもしれませんが慣れてくると、このペースでいけば今日は早めに終わるな…くらいの楽なノルマです。
仕事を始めて1時間は戸惑いがあるかもしれませんし、初日はノルマをキツいと考えてしまうかもしれませんが、周りがフォローしてくれるので安心ですよ。
ベテランが揃うと早めにノルマを達成することがあるので、休憩時間が長めに取れたりします。
正直、のんびりしたペースで仕事をさせてもらっていたので、私にはシール貼りバイトのメリットはあっても、デメリットは感じませんでした。
シール貼りバイトの悪い口コミ
次に、悪い口コミを紹介していきます。
20代女性
8割がた女性が占める職場なので、雰囲気はあまりよくないかも。
私が働いていたところでは新人に対して厳しくて、シールを貼るときにズレてしまったりすると結構な勢いで怒られました。
作業中はコミュニケーションをとる必要がないんですけど、作業が終わって報告するときにネチネチ言われることも。
作業時間が遅いとか、やり直しできないのに失敗してとか…慣れないうちは少しぐらい優しく教えて欲しいと思ったりもするんですけど、忙しいから皆さん余裕がないんですよね。
基本的には楽だし、時給も高いんですけど、場所によっては働きにくい環境があると思います。
20代女性
単純作業なので飽きてしまいます。集中して1時間ならなんとか持ちますけど、これが3〜4時間休憩なしでやらなきゃいけないので、目とか肩が凝ります。
仕事量が多い時は、ぶっ続けで5時間以上シール貼りをすることもあり、正直眠くなります。
座りっぱなしだから楽だと感じていましたが、ずっと座っているとお尻も痛くなるし、これなら立ち作業の方がいいかなと感じます。
個人的な意見ですけど、長く続ける仕事じゃないですね。たまに、商品の梱包が仕事に含まれたりしますが、延々とシール貼りよりはそっちをおすすめします。
30代女性
細かい作業が本当に辛いです。まずは素材(シール)と商品に分けて、作業場で仕事に取り組むのですが、素材の切りとりも仕事に含まれていることがあります。
そうするとシール貼りの前に切りとり作業を行わなければならず、これが細かくて結構大変。
正確な切りとり作業ができなければ、当然やり直しになりますし、シール貼り自体もきちんと貼れなければ商品がダメになります。
そうなると、給料から材料費が引かれるんです。
仕事は早くこなさなきゃいけない、でも失敗すると給料から引かれる…細かい作業が苦手だという人にはおすすめできません。
シール貼りバイトはきつい?実際の感想・体験談
ここまでの口コミを見ても分かるように、実際にシール貼りバイトを体験した人の感想や意見を見ると、「作業が単純で覚えやすい」「自分のペースで黙々と作業ができる」「座りながら作業ができて楽」といった良い意見もある一方で、悪い意見もあります。
悪い意見としては、「職場の雰囲気が悪かった」「同じ作業ばかりで飽きてしまった」「あまりに失敗が多いと給料から差し引かれる」などがあります。
単純作業を繰り返すのが苦手な人、手先が不器用な人などは、シール貼りバイトをすると「きつい」という感想になってしまうかもしれません。しかし、同じ作業を集中して行うのが得意、手先が器用な人はシール貼りバイトがおすすめです。
また、職場の雰囲気によってはバイトに行くのがつらいと思ってしまうこともあるでしょう。職場の雰囲気が気になる人は、まずは短期バイトや短時間バイトで職場の雰囲気を確認してから長期でのバイトを検討するのがおすすめです。
シール貼りのバイトのメリット
シール貼りのバイトの仕事内容について解説しましたが、ここからは、シール貼りのメリットについて見ていきましょう。シール貼りのメリットとしては、下記の4つが挙げられます。
- 仕事内容が簡単で覚えやすい
- 人と話さないから人間関係で悩まない
- 服装や髪色の制限がなくて自由
シフトの調整がしやすい
順番に見ていきましょう。
仕事内容が簡単で覚えやすい
仕事内容でも紹介した通り、シール貼りは、商品の箱などにそれぞれシールやラベルを貼っていく仕事です。シールを貼るだけなので難しい作業がなく、覚えることも少ないので、バイトをするのが初めてという人でも挑戦しやすいでしょう。単純作業が得意な方や手先が器用な方は、スムーズに仕事を進められます。
人と話さないから人間関係で悩まない
シール貼りは接客の仕事などがないため、人と関わらない仕事がしたい人に向いています。基本的に作業は一人ですし、覚えることが少ない分研修期間もほとんどなく、職場の人と話すのも挨拶か仕事の連絡くらいです。接客の仕事や職場での人間関係が苦手という方は、シール貼りのバイトがおすすめといえます。
服装や髪色の制限がなくて自由
シール貼りは接客などをすることがないので、服装や髪色などは基本的に自由です。Tシャツにジーンズといったカジュアルな格好でも仕事ができます。しかし、だからといってあまりにも仕事に適していない格好をするのはおすすめできません。あくまでも仕事をする場所なので動きやすい格好を意識して、派手なメイクなどは避けるようにしてください。
また、シール貼りは手先を使う上に商品を取り扱うため、ネイルがNGとされている場合が多いです。ネイルをしていると、シールがうまく貼れなかったり、商品に異物が混入してしまったりするリスクがあります。服装や髪色に関する指定はありませんが、ネイルをしている方は気をつけてください。
シフトの調整がしやすい
シール貼りのバイトは働く時間や期間などの自由度が高いです。1日3時間程度で勤務したい、1日8時間でガッツリ稼ぎたいなどの要望に合わせてシフトを組んでもらえるでしょう。しかし、初めてシール貼りを行う人は、「思ったよりも単純作業の繰り返しになる仕事がきつくて大変だった」ということになりかねないので、まずは短時間の勤務から挑戦してみると良いでしょう。
また、シール貼りバイトは単発のみのバイトも募集されているため、たまたま時間が空いている休日だけ働くといった働き方も可能です。
シール貼りのバイトのデメリット
シール貼りのバイトのメリットはさまざまですが、一方でデメリットも存在します。主なデメリットは、下記の2つです。
- 単純作業で飽きる
- プレッシャーがかかる
順番に見ていきましょう。
単純作業で飽きる
シール貼りはシールを貼るだけの単純作業なので、「同じことを繰り返しやり続けるのに飽きる」という人も少なくありません。難しいことを考えなくて済むので、同じ作業を繰り返し行うのが苦ではないという人は続けやすいです。また、「今日中に◯◯枚終わらせる」などの自分なりの目標を見つけられる人も、ゲーム感覚で続けられるでしょう。
しかし、体を動かしたい、同じ作業は飽きてしまうといった方には、あまりおすすめできません。
プレッシャーがかかる
シール貼りは作業自体は難しくありませんが、シールを貼る位置がズレていたり傾いていたりすると、その商品は出荷できなくなってしまう可能性があります。商品の廃棄はそのまま企業の損失となるため、ミスが多いと注意されてしまうでしょう。あまりにもミスが続く場合は、減給やクビを言い渡される可能性があるため、丁寧に仕事をする必要があります。
そういった「失敗してはいけない」というプレッシャーが負担になる方もいるようです。最初はスピードよりも丁寧さを重視して、だんだんスピードを早められるようにしていくと良いでしょう。
シール貼りバイトがおすすめできる人の特徴
シール貼りのバイトにはメリットデメリットがあり、「簡単な作業しかないので簡単」という人もいれば「同じ作業しかしないからきつい」という人もいます。では、シール貼りのバイトはどのような人に向いているのでしょうか。ここからは、シール貼りのバイトに向いている人の特徴と向いていない人の特徴について解説していきます。
向いている人
シール貼りバイトは経験を問われないので、初めてバイトをする人でも挑戦しやすい仕事です。単純作業で初心者からでも働きやすく、同じ作業の繰り返しでも苦ではない人、コツコツ作業に取り組める人は、楽しく働けるでしょう。
また、シフトの融通が利きやすいため、ダブルワークをしたいサラリーマンや家事の合間に働きたい主婦にもおすすめです。人とコミュニケーションを取ることが少ないので、1人で集中して作業を行うのが好きな人にもぴったりの仕事といえます。
向いていない人
同じ作業を繰り返して行うのが嫌い、手先が不器用という人には向いていないでしょう。座って長時間の作業を行うので、根気強く仕事に取り組めないと難しいかもしれません。
体を動かすバイトをしたい、仕事に変化がほしい、周りの人とコミュニケーションを取りながら作業をしたいという方は、他のバイトも検討してみてください。
シール貼りバイトの探し方
ここまで紹介したメリットデメリットや仕事内容を見て、シール貼りバイトをしてみたいと思っている人のために、ここではシール貼りバイトの探し方について解説していきます。
求人サイトから探す
バイトをする際に求人サイトをチェックする方は多いと思いますが、シール貼りバイトも同様に求人サイトから仕事を探せます。会社での仕事だけでなく、在宅で行う内職も募集されているので、自分に合った働き方ができる求人を探してみてください。軽作業バイトとしてまとめて募集されている場合もあるので、仕事内容などをしっかりと確認しておきましょう。
派遣会社から探す
シール貼りは派遣会社からの募集が非常に多いので、人材募集している派遣会社に登録すれば、さまざまな求人の中から自分の働きたい条件に合わせて探すことが可能です。また、派遣会社に登録しておけば、自分の探しているバイトの条件に合った求人を見つけてくれるため、自分で求人を探す手間が省けます。シール貼りバイトの募集は季節に関わらずひっきりなしにありますから、なかなか仕事が見つからないという状態にはならないでしょう。
また、派遣会社によっては登録時に面接や登録説明会に参加をしていれば、求人応募時の面接は必要ないというところもあります。単発バイトや短期バイトで空いた時間に稼ぎたいという人は、派遣会社への登録がおすすめです。
神奈川県でシール貼りバイトを探している方は、「神奈川でシール貼りバイトを探すなら?おすすめの派遣会社を紹介」の記事もご参照ください。
シール貼りバイトに関するよくある質問
最後に、シール貼りのバイトに関するQ&Aを紹介していきます。気になる質問や疑問がある方、まだシール貼りバイトに不安を感じる方は、ぜひチェックしてみてください。
- 勤務時間はどのくらい?
- 平均時給はいくらくらい?
- 仕事に応募する流れは?
- 高校生・大学生でも働ける?
- 主婦でも働ける?
- 志望動機はどうやって書けば良い?
それぞれ解説していきます。
勤務時間はどのくらい?
シール貼りバイトのメリットでも少し解説しましたが、シール貼りバイトは3時間から働く短時間勤務や8時間働く長時間勤務など、さまざまな働き方が可能です。深夜や早朝に働けるところもあるので、自分のスケジュールに合わせて空き時間でバイトができます。
勤務日数は、週に1回だけ働くという人もいれば、週5日働くという人もいます。曜日を固定して働きたい人や土日だけ働きたいという人も働きやすいでしょう。
また、1週間程度の短期間で働く人や半年以上の長期間で働く人など、勤務期間も人によってそれぞれです。自分の働きたい条件を洗い出した上で、条件に合う求人を探してみましょう。
平均時給はいくらくらい?
冒頭でも紹介した通り、シール貼りのバイトは出勤タイプと在宅タイプがあり、出勤タイプは時給制もしくは日給制、在宅タイプは出来高制の案件が多いです。
出勤タイプの時給は1,000~1,300円ほどが相場で、単純作業で簡単な仕事ではありますが、高めの時給となっています。一方で在宅タイプの場合は、貼る商品などによって単価は異なりますが、1枚貼るごとに0.1〜1円という案件が多い傾向です。時給1,000円を超えるためには、60分で1,000枚以上シールを貼らなければいけないことになるので、お金を稼ぎたい方は基本的に出勤タイプのほうがおすすめです。
仕事に応募する流れは?
先ほども少し解説しましたが、シール貼りのバイトをする際は、まず派遣会社に登録するのがおすすめです。求人サイトからの応募も可能ですが、短期で働く場合は毎回求人を探したり面接をしたりするのは大変でしょう。派遣会社に登録しておけば、求人は派遣会社で探して提案してくれますし、最初に登録会に参加して面接を受ければ応募時の面接はないという派遣会社が多いため、応募の手間を大幅に軽減できます。
派遣会社に登録したら、登録会に参加します。登録会で担当者に働きたい仕事の条件を伝えておけば、その条件に合った求人を探してもらうことが可能です。バイトを見つけて応募したら、いよいよバイト開始になります。
バイト当日は、現地に行って作業をするだけです。必要なものなどがあれば、事前に連絡してもらえるので、忘れないようにしましょう。作業が完了したら、給与が支払われます。給与の支払い方法や支払日は派遣会社や案件によって異なるため、事前に確認しておいてください。
高校生・大学生でも働ける?
シール貼りバイトは高校生や大学生でも働くことが可能です。難しい作業がないので、初めてバイトをする学生にはおすすめの仕事といえるでしょう。シフトの調整もしやすいので、授業やテスト、部活、ゼミ、サークルなどで忙しい学生でも、予定に合わせてシフトを組むことが可能です。
授業が終わった夕方から夜だけ働く、休みの日だけガッツリ入ってまとめて稼ぐ、夏休みや冬休みだけ短期で集中的にバイトをするなど、自由に働き方が選べます。
主婦でも働ける?
シール貼りバイトは家事や子育てで忙しい主婦や、専業主婦をしていてブランクがある主婦にもおすすめのバイトです。子どもを保育園や幼稚園に預けている間だけ、子どもが学校に行っている間だけ、家事の隙間の3時間程度だけなど、都合に合わせて働き方を選べるので、働く際の負担が少ないでしょう。
仕事内容を覚えるのが大変な仕事だと、家に帰ってからも仕事のことを考えたりメモを取った内容を確認したりしなければいけないという場合も少なくありませんが、シール貼りバイトは作業が単純なのでプライベートに影響することもありません。
志望動機はどうやって書けば良い?
シール貼りバイトに応募する際に、履歴書の「志望動機」の欄に迷ってしまう方は少なくないでしょう。派遣のバイトであれば面接なしで応募できるものもあるので悩むことはありませんが、求人サイトからの応募の場合はそうはいきません。
志望動機を書く際は、下記のような点に注目しながら書くようにしましょう。
- シール貼りの経験があればアピールする
- 手先が器用・集中力がある・一人で黙々と作業をするのが得意などの特技やスキルを伝える
- 会社の魅力や他社との違いなどを盛り込む
- バイトへの熱意を伝える
シール貼りバイトの経験がない方は、今まで行ったバイトで似たような仕事があればそれをアピールするのも良いです。
まとめ
シール貼りのバイトは、仕事内容が簡単で人付き合いをする必要もないため、楽な仕事といえます。実際に口コミでも、単純作業で高収入が見込めることに満足している声が多く挙げられていました。
一方で、単純作業で飽きる、細かい作業をするのがきついという声も挙げられています。仕事に変化がほしい人や体を動かしたい人、周りの人とコミュニケーションを取りたい人には、シール貼りはあまりおすすめできません。
シール貼りの仕事をしてみたいという方は、求人サイトや派遣会社から探してみると良いでしょう。シール貼りは派遣会社を通じて募集されていることが多いため、求人サイトでうまく探せない場合は、派遣会社に登録してみてください。