短期間でも働けて時給が高いため人気のあるコールセンターのバイト。
求人数も多いから、面接で落ちることなんてないんじゃないか?と考えてしまいますが、実際がどうなんでしょう。
コールセンターの面接でよくある質問や、採用されるポイントをまとめてみました。
コールセンターのアルバイトを始めようと思っている方、必見です!
そもそも、コールセンターバイトの面接って落ちるの?
結論から言うと落とされることもあります。
募集も多く、履歴書なしで面接だけ行うケースも多々あり、採用までが早いのがコールセンターの特徴ですが、油断していると不採用の結果になることも。
また、研修期間を設けている会社がほとんどであり、その期間に「適正なし」と見なされてしまえば、現場に立つことなく退職となるでしょう。
たとえ短期間のバイトであっても、服装自由・髪型自由とされていても、短パン・サンダルなどラフな格好で面接にようなことは絶対にやめてください。
コールセンターバイトの面接で聞かれる内容
シフトの希望・志望動機・過去のバイト経験はよく聞かれる質問です。
コールセンターの中でもカスタマーサポートは24時間対応していることが珍しくなく、しかも年中無休なので、常に人材不足の会社もあります。
そのため、平日の夜勤や土日に働ける人は重宝されます。
ただ、正直に働ける時間帯と勤務日を答えないと、実際に働いてからトラブルになるので注意しましょう。
明確な志望動機はもちろん大切ですが、コミュニケーションが鍵となるコールセンターでは、自分の気持ちをはっきりと自分の言葉で伝えられるがポイントです。
最後に過去のバイト経験ですが、別にコールセンターで働いた経験がないからといって不採用になることはありません。
これも正直にしっかりと応えるようにしましょう。
コールセンターバイトの面接官がチェックしているポイント
その①|時間と身だしなみ
基本中の基本ですが、時間をきちんと守ることと身だしなみは当然チェックされます。
これは仕事に対するやる気と、真面目度合いを測るものになるので面接の時間の10分前には会場に入るようにし、服装が自由でも身だしなみに気をつかうようにしましょう。
スーツやジャケットを着る必要はありませんが、男性は最低でも襟付きのシャツを着るのが好ましいです。
女性は膝の隠れるスカートとブラウスにパンツスタイルでOK。
派手なメイクや髪型にもご注意ください。
その②|言葉遣い
コールセンターのメインの仕事は、お客さんとのやりとりになります。
粗暴な言葉遣いや態度だとお客さんからのクレームにつながってしまいますから、この点にも出来る限り気を使うようにしましょう。
もちろん100%正しい敬語を使わなければいけない!という決まりはないので、自分が気を使える範囲で丁寧な言葉を使うようにしてください。
その③|ネガティブな話は避ける
対面での接客がないコールセンターには、「お客さんと接する機会がない」「人見知りだけど対面じゃないから」「大変そうだけど待遇がいいから」
こういった理由で応募してくる人がいます。
面接官はなるべく長く仕事を続けてくれる人を探しているので、ネガティブなことが仕事で出て来ればすぐに辞めてしまうのか?と疑ってしまいます。
出来る限りマイナスな印象を与える話は避けるようにしましょう。
コールセンターバイトで落ちる人の特徴
その①|質問をしない人
面接では大抵、質問を受け付ける時間があります。
単純な評価基準ではありますが、質問をしてくる人=仕事に対してやる気(興味)のある人という印象を与えます。
逆に質問をしない人=興味がない、腰かけ程度に考えているという印象を与えてしまうでしょう。
「残業はありますか?」「研修期間の時給はいくらですか?」「クレームはたくさんありますか?」など基本的な質問でもいいので、面接官にぶつけるようにしましょう。
その②|面接で嘘をつく
面接で聞かれたことには、具体的なエピソードを交えて話すようにしてください。
例えば「あなたの長所はなんですか?」という質問に「我慢強いところです」と答えるならば、なぜそう考えるのかを答えるようにしましょう。
高校三年間皆出席だった、部活を休んだことがない、40度近い熱が出ても弱音を吐かなかったなど、なんでもいいんです!
面接で嘘をついていると思われるのは、印象として大きなマイナスです。そんな印象を与えるのは避けるようにしましょう。
その③|挨拶をしない
身だしなみ同様に、挨拶も基本中の基本です。
特に集団面接を行うような会社の場合、誰が面接官なのかわからない状況になりますから、会場で目があった人には挨拶するようにしましょう。
また、面接会場に入る際、椅子に座る際、帰り際など、きちんと面接官に断りを入れるように心がけましょう。
コールセンターバイトの面接を突破するポイント
その①|身だしなみ&態度
見た目の清潔感には特にこだわってください。
髪型、爪の手入れ、ヒゲの有無、服にしわがない、香水がきつすぎないなど、面接に臨む前にチェックしましょう。
また、目を合わせて話をする、肘をつく、足を組むなどの不適切な態度をとらないよう気をつけてください。
その②|発音&会話
面接官に聞き取りやすい音量、滑舌、スピードで話すように心がけましょう。
一方的に言いたいことを話し続けたり、面接官の質問を遮るようなことはやめてください。
また、履歴書にないような事柄、履歴書と異なる話をすることがないよう注意してください。
その③|コミュニケーション能力をアピール
一方的に話し続ける=コミュニケーション能力が高いという印象にはなりません。
相手の話していることを理解した上で、きちんとした答えを出すこともコミュニケーション能力のアピールになります。