働くのは平日だけがいい、土日は有効に使いたい、人間関係にあまり悩まないバイトをしたい!
そんな悩みを抱えている方はいませんか?
もしもあなたがこのようなお悩みをお持ちなら、平日だけ働ける短期バイトがおすすめです。
「短期バイト」は名前の通り、決まった期間だけ働けるバイトですし、比較的すぐに始められて、決められた期間を過ぎれば自動的に「卒業」できますよ。
この記事では、平日だけ働けるおすすめの短期バイトをご紹介します。バイトを選ぶ際のポイントや、短期バイトを始める際におすすめの派遣会社も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
平日のみの短期バイトが主婦や大学生に選ばれる理由とは
主婦の方は、土日は子どもの世話があったり、家族との時間を大切にしたいと思っている方が多いようです。また、大学生の場合は、土日は友達と遊びたい!という方も多いですよね。そんな方におすすめなのが、平日のみ働ける短期バイトです。
短期バイトは職種によって、平日に求人が多いものや、反対に週末に休日が多いものもあります。
週末の短期バイトは副業やWワークをしている方に人気が高く、シフトの競争率も高いでしょう。
一方、平日のみの短期バイトは常に人手を求めているところが多いため時給が高かったり、経験がなくても働きやすい職種が揃っています。
主婦の方が隙間時間に働いたり、大学生が授業の無い日に単発で働くことができ、人気の高い勤務スタイルです。週末に急ぎのシフトが入ることが無いというのも選ばれるポイントでしょう。
平日のみ働く!短期バイト選びのポイント
平日だけでも良いなら短期バイトがしたい!という方に向けて、選び方のポイントを3つご紹介いたします。
- 時給の高さ
- 自宅からの距離・交通費
- シフトの融通
以上のポイントを詳しく見ていきましょう。
1.時給の高さ
バイトを選ぶときの重要なポイントの1つが「時給」です。休日にバイトに入ると時給アップといった求人もあるので、企業によっては平日に働いても休日より給料がもらえない可能性もあります。しかし、どうせ働くなら短時間で効率よく稼ぎたいですよね。
平日も稼げるバイトを選ぶなら、交通量調査、深夜・早朝の軽作業、配送助手、ティッシュ配りなどがおすすめです。どれも簡単な仕事ではありませんが、効率的に稼げるのは間違いないでしょう。
2.自宅からの距離・交通費
短期バイトを選ぶ際には、自宅からの距離や交通費も大切です。距離が遠いと通うのが大変ですし、交通費が出ないと短期間しか働かないのに時給の一部を交通費に持っていかれてしまいます。
清掃スタッフやデバッガーは交通費を支給している会社が多く、軽作業や配送スタッフは送迎サービスを行っている会社が多いので、事前にチェックすると良いでしょう。
また、学生なら学校から近い距離のバイト先を選ぶと、学校帰りに通いやすいのでおすすめです。家事を重視している主婦であれば、緊急時に自宅へ戻れるようになるべく自宅に近いバイトを選んだ方が安心といえます。
3.シフトの融通
短期間バイトでも、1か月〜3か月程度同じ職場で働き続ける人も多いのではないでしょうか。
そのような場合は、ガチガチにシフトを固められるのではなく、自分のペースで働ける現場かどうかも考慮して選ぶと良いでしょう。シフトが固定だと、後から予定が入った場合に調整がしにくいので注意が必要です。
シフトの融通がきくバイトを選ぶのであれば、シフトを自己申告できる軽作業などがおすすめといえます。バイトに応募する際には、シフトが自分で選べるかどうかも事前に確認しておきましょう。
平日のみでもOK!おすすめの短期バイト8選
それではさっそく、平日のみでも働けるおすすめの短期バイトを8種類ご紹介いたします。
多くの業務が、職場の人間関係に悩まされずに黙々と作業がこなせるような内容ばかりです。
・倉庫内軽作業
・交通量調査
・食品製造補助
・配送助手
・清掃スタッフ
・ティッシュ配り
・デバッガー
・コールセンター
以上の業種について、仕事内容や特徴についてご紹介します。
先ほどご紹介したポイントも踏まえて、自分にぴったりな短期バイトを見つけましょう。
倉庫内軽作業
倉庫内軽作業は、検品・ピッキング・梱包・仕分けなどの仕事です。
検品は、商品を出荷する前に不良品が紛れていないか、商品自体に異物が混入していないかを調べていく作業で「品質管理業務」とも呼ばれます。ダブルチェックを行う場合もあり、作業するチームの中で役割を決めて、ベルトコンベアから流れてくる商品を順序良くチェックしていきます。
ピッキングは指示リストに従って、倉庫内に保管されている商品を集めてくる作業です。台車やカートを使って商品をピックアップする形式と、ベルトコンベアから流れてくる商品を選び取る形式の2つがあります。
梱包は出荷前に商品をラッピングしたり、緩衝材と一緒にダンボールに詰めていく作業です。この作業と同時に、宛名を貼り付ける作業が付帯することもあります。
仕分けは出荷する商品を地域ごとに分けていく作業です。
いずれも単純作業なので初心者でも働きやすく、煩わしい人間関係を気にしないで働けるというメリットがあります。
交通量調査
交通量調査は文字通り交通量を調べる仕事で、かなり朝早い時間帯から集合します。だいたいは朝7時頃からの集合になりますが、それよりも早く集まることも少なくありません。
2名体制で指定された場所へ行き、パイプ椅子に座って数取器で車や歩行者の数を数えていきます。その後、1時間ごとに数えた車、歩行者の数を記入するという流れになります。仕事内容はただそれだけです。
数取器は5つ連なった物を使用し、歩行者は性別や年齢ごとにカウントを分け、車は車種によってカウントを分けていきます。5つも数え方が変わると複雑に感じますが、やっているうちに慣れるでしょう。
現場によっては、数取器は連なったものではなく単体のシンプルなものの場合もあります。
巡回監視員が見回りにくるので、分からないことがあればその時に聞くようにしてください。
ちなみに、休憩は2〜3時間に1回設けられています。その際に食事ができるので、レストランやファミレスに行っても構いません。
しかし、近くに食事できる場所がない場合は、ご飯を持参する必要があるので注意してください。また、トイレが近くにないと大変なため、あらかじめ場所を把握しておくようにしてください。屋外での作業は気候に左右されやすく、雨の日はカッパが必要になるなど、大変な仕事ですが時給は良いので、がっつり稼ぎたい人におすすめです。
食品製造補助
お菓子やお惣菜などの食品製造補助の仕事は、意外にも体力勝負になります。
というのも、小麦粉などの25kgはある袋を製造ラインに投入することから始まるので、足腰に負担がかかってしまうのです。ほとんどの場合は男性が担当しますから、特に男性は力仕事であることを頭に入れておきましょう。
さらに、2時間以上は立ちっぱなしで作業をし、盛り付けや弁当箱にオカズを詰めていくので、そのスピードに「酔ってしまう」こともあります。慣れるまでは少々時間がかかるという点は、あらかじめ覚悟してください。
また、衛生面には非常に厳しく、白衣とマスク着用する、髪の毛を全て覆い隠すような帽子をかぶる、爪は短く整えるといった条件を守らなければいけません。爪を長くしてネイルを楽しみたいといった方にはあまり向かないでしょう。
仕事が始まればほぼ1人で作業に打ち込むことができますから、接客が苦手、コミュニケーションをとるのが苦手という人でも、問題なく働けます。
配送助手
その名の通りドライバーの助手となって、助手席に乗ってサポート業務を行うバイトです。
主に新生活が始まる3〜4月が繁忙期であり、家電量販店などで注文のあった商品を各家庭に届けます。
仕事としては朝一に配送業者に集合し、配送地域ごとにトラックに商品を詰め込んで、ドライバーとともに現場へ向かいます。そして、商品を下ろして運び入れる→次への配送先へという流れです。
商品の積み込み、積み下ろし作業は体力のいる仕事ではありますが、移動時間中はほぼやることはありません。
また、運ぶ荷物も日によって全く異なり、家電量販店であっても運ぶのが冷蔵庫や洗濯機などの重いものとは限りません。運ぶのが軽い荷物であれば、1日楽に過ごせるという日もあります。
体力の必要な仕事ではありますが、その分時給は高いので学生におすすめしたいバイトですね。
清掃スタッフ
清掃スタッフの仕事は、個人宅やイベント会場、ビルやオフィスなどの施設に分かれます。
ホテルであれば朝のチェックアウトから午後のチェックインの間、イベント会場であれば早朝・深夜の短時間で働けるなど、働く時間が選べるのが特徴です。
高層ビルであれば高いところに登って窓拭きを行ったり、個人宅であればお風呂場やトイレといった細かいところまで掃除を行っていきます。
掃除の他にも、不要なものを全て処分していく「整理」や、散らかったものを片付けていく「整頓」などの作業もあります。整頓はファイリングやラベル張りまで仕事に含まれますから、イメージしていた清掃スタッフとはギャップがあるかもしれません。
年齢や経験は全く問われないので初心者でも始めやすく、しかも正社員になれるチャンスも多いバイトです。
ティッシュ配り
駅前やスクランブル交差点、商業施設などの歩行者がたくさんいる場所でティッシュを配るのが仕事です。
とりあえず「声をかけてティッシュを配る」という非常にシンプルな仕事ですし、難しいことは何もありません。
ただ、配るティッシュを自分で取りに行くのが仕事に含まれていたり、配り終えた後に余ったティッシュを事務所に返しに行く、という仕事があったりしますが、非常に稀なケースです。
ちなみにティッシュ配りは、きちんとティッシュを配らずに捨ててしまうような人もいるため、ティッシュ配りの見張り役や、見張り役を見張る役がいるようです。
真面目に仕事をせずに見張り役に目をつけられると、その場でクビになってしまうこともあるので注意してください。
見張り役のバイトはティッシュ配りの常連になると任される場合があるようなので、見張り役をやりたい方は繰り返しティッシュ配りのバイトをしてみると良いでしょう。
3〜4時間で働けて時給も高いので、効率の良いバイトといえるでしょう。しかし、女性の求人が多いのが難点です。
デバッガー
実際に発売前のゲームをプレイして報告書をまとめるのが仕事です。普段遊んでいるようなやり方ではなく、同じような動作を何度も繰り返し行って、「バグ」が起きないかを確かめます。例えば、ロールプレイングゲームなら壁にぶつかり続けたり、アクションゲームなら同じ敵と何度も戦い続けるなど、開発者が本来想定してない行動をとります。ゲームに不具合が出ないようにチェックするのが仕事なので、ひたすらバグを探し続けるのです。バグを発見したら報告書にまとめ、改善案を提出します。エンジニアの方で改善案が採用されれば、そのまま自分のアイディアがゲームに反映されるのです。
ゲーム好きにとってはたまらない仕事ですが、そうではない人にとってはかなり退屈な仕事になってしまうかもしれません。
コールセンター
コールセンターの仕事は、電話をかけて商品のアプローチなどを行う「アウトバンド」業務と、クレーム対応やお客さま相談室などの電話を受ける「インバウンド」業務の2種類があります。
マニュアルや事前の研修がしっかりしている企業が多いので、未経験でも安心して仕事を始めることができますよ。
時給が高め、デスクワーク、仕事場はオフィスという点から、快適な環境で働くことができると人気の高いお仕事です。力仕事はやりたくない、体力に自信がないという方は、ぜひコールセンターを選んでみてください。
コールセンターでは、電話の受け答えとともにデータ入力や書類の整理なども行うことがあります。事務仕事やビジネスマナーが身に付くため、転職する際にもスキルをいかすことができるのもコールセンターのメリットでしょう。
コールセンターの仕事内容についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
平日のみの短期バイトにおすすめの派遣会社3選
平日だけの短期バイトをしたいなら、派遣会社に登録して仕事探しをするのがおすすめです。
自分が働きたい希望の時間帯や興味のある仕事について派遣会社のスタッフに伝えれば、お仕事探しをサポートしてくれますよ。
また、派遣バイトは時給が高めに設定されていることも多く、限られた時間でガッツリ稼ぎたい人にもおすすめです。
しかし、派遣会社の数はとても多く、どこに登録すれば良いのかわからないという人もいると思います。
そこでここでは、平日だけ短期バイトとして働きたい人におすすめの派遣会社を3社ご紹介します。
- ・テイケイワークス東京
- ・フルキャスト
- ・ショットワークス
それぞれの会社の特徴などをチェックしながら、バイト探しの参考にしてみてください。
テイケイワークス東京
運営会社 |
テイケイワークス東京株式会社 |
得意な職種 |
軽作業、物流関係 |
テイケイワークス東京は物流業務に力を入れていて、中でも倉庫内軽作業は非常にたくさんの案件を抱えています。
初心者でもこなせる仕事が多く、しかも日払い制度を採用していますから、すぐに働きたい、すぐにでもお金が欲しいという人にはかなりおすすめの派遣会社です。
軽作業は力仕事のイメージもありますが、テイケイワークス東京では女性でもこなせる仕事が豊富で、学生や主婦まで女性の割合が高いのも特徴です。就業後のフォロー体制もあるため、初めて短期バイトをするという人も安心して利用できます。
まずは、ウェブサイトから登録会の予約を取りましょう。近くの支店で登録会に参加すれば、最短で次の日からお仕事を開始することができます。
フルキャスト
運営会社 |
株式会社フルキャスト |
得意な職種 |
軽作業、飲食、小売、宿泊業、オフィスワーク、コールセンター、イベント・キャンペーン |
フルキャストは、webで登録が完了できて、即働くことができる非常に便利な派遣会社です。
倉庫内作業を中心に配送、引っ越しなど幅広い案件を抱えているので、登録するとすぐに仕事の情報が舞い込んでくるでしょう。
登録者の年齢層は学生が圧倒的に多いようですが、実際に現場へ行くと20代〜50代までさまざまな年齢層の人が働いています。
空いてる日、空いてる時間に働くことが可能なため、無理してシフトを入れる必要がありません。また、ほとんどの現場で送迎バスが出ているので、交通費の心配が入らないのも嬉しいポイントです。
ショットワークス
運営会社 |
株式会社ツナググループHC |
得意な職種 |
軽作業・イベント系・販売員・キャンペーン、PR系・飲食・引っ越し |
明日1日だけ働くバイトを見つけられるのがショットワークスです。
通常の派遣会社のようなシステムではなく、説明会や来社をしなくても仕事を探せるのが特徴の便利な求人サイトです。
給与の日払い可、面接なし、履歴書いらずなど、自分で条件を絞って探すことができます。
基本的に短期の仕事を募集していて、軽作業系、イベント系、引っ越し系、サンプリング系など職種も豊富です。
【平日のみの短期バイト】よくある質問
最後に、平日だけの短期バイトがしたいという方から寄せられる質問をご紹介します。
疑問を解消して、自分のライフスタイルと両立しやすいバイトを見つけましょう!
平日しか働けないと面接で落とされる?
平日しか働けないと言ったら面接で落とされた……と、平日しか働けないことを引け目に感じる方は多いようです。
飲食店などは土日が繁忙期になることが多く、土日を中心に働ける方を探している場合もあるでしょう。そういったお店に応募してしまうと面接で落とされてしまうこともあるかもしれませんが、応募する仕事を選べば引け目に感じる必要はありません。
むしろ、派遣の短期バイトなら土日は休みで、平日に働ける人を探している場合もあります。
派遣会社は何社でも登録していいの?
派遣会社は何社でも登録することが可能です。登録したら必ず働き始めなければいけないというわけではないので、気になる派遣会社があれば登録してみると良いでしょう。
複数登録しておくことで、仕事が見つけやすくすぐにバイトを始めやすいというメリットもあります。
派遣会社にはそれぞれ紹介している職種に違いがあるので、自分が働きたい職種に特化した派遣会社を登録しておくと希望の仕事に就きやすいですよ。
派遣の短期バイトは長期で働くことも可能?
派遣の短期バイトで働いた職場がとてもいい職場だった!もっとこの仕事を続けたい!という方もいるかもしれません。
派遣の短期バイトは最初から働く期間が定められているため、契約期間が終わったら契約は終了してしまいます。
しかし、中には続けて働かないかと派遣元の会社から誘われる場合もありますし、似たような仕事をまた紹介してもらうことも可能です。
短期バイトで自分に合う仕事がわかったら、長期での募集に応募してみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
この記事では、平日だけ働くのにおすすめの短期バイトについてご紹介しました。
平日しか働けないという方は、倉庫内軽作業や交通量調査、食品製造補助などの仕事がおすすめです。自分がしたい職種の求人を効率的に探したい場合には、短期バイトの求人を取り揃えている派遣会社に登録すると、条件に合った求人を見つけやすいでしょう。
短期バイト探しにお悩みの方は、ぜひ派遣会社に登録してみてください。この記事が、お仕事探しの参考になれば幸いです。