「本業の給料だけでも生活はできるけど、もう少し余裕がほしい」「旅行や好きなものに使えるお金がもっとほしいけど週に何回も働く余裕はない」「学業や家事があってたくさんシフトに入ることができない」といった方も少なくないのではないでしょうか。
そんな方のために、この記事では週一で働けるおすすめバイトを紹介していきます。週一バイトの特徴や選び方なども解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
週一バイトの特徴は?
週一バイトは、自分の空いた時間をお金を稼ぐために活用できる効率的な働き方です。例えば「普段は正社員で働いているけど、貯金したいから週一でバイトしている」「平日は学校で忙しいから休日に1日だけ働いている」といった方がいます。
スケジュールの空きがあるときに働ける他、本業とは異なる自分が興味を持つ業種で働けるというのも週一バイトの特徴です。
週一バイト・短期バイト・単発バイトの違い
週一バイトは文字通り週に1回だけ働く勤務形態で、長期的に働くこともあれば短期間で働くこともあります。
次に短期バイトは、1ヶ月や3ヶ月などの短い期間のみの契約となりますが、週5回働いたり週1回働いたりなど、働く頻度は自由です。
最後に単発バイトですが、これは基本的に1回のみ働くことを指します。しかし、これらの単語は混同して使われているケースもあるため、求人情報をよく確認しておくようにしましょう。
週一バイトのおすすめ9選
ここからは、週一バイトをお探しの方のために、おすすめの週一バイトをまとめて紹介していきます。
- コールセンター
- データ入力作業
- 試験監督員
- ピッキング業務
- ポスティング業務
- 引越しアシスタント業務
- 携帯電話販売
- オンライン家庭教師
- 軽作業ワーク
それぞれ詳しく見ていきましょう。
コールセンター
高収入も期待できるおすすめの週一バイトが、コールセンターです。
コールセンターの業務は、受電して応対するインバウンドと自分から電話をかけて営業を行うアウトバウンドの2つに分けられます。
求人の割合としてはインバウンドの方が多い傾向です。インバウンドの基本的な業務内容はお客様からの問い合わせ、申し込み手続き作業、質問、ご意見の対応となります。
アウトバウンドはお客様に営業の電話をかけるものとなり、契約が取れるとプラス報酬がもらえるケースもあります。時給としてはどちらも1,300円〜1,700円ほどが相場です。
データ入力作業
タイピングに自信がある人におすすめの週一バイトがデータ入力作業です。
データ入力の業務内容は、社内外の情報やアンケート内容などの文字や数字をPCを使って入力して保存する業務となります。
勤務会社や勤務形態によって、オフィスでの勤務か在宅での勤務かが異なるため、希望がある方は注意しましょう。また、データ入力のみの作業を任される場合と電話応対も兼務する場合があるので、事前に確認しておくようにしてください。
時給は1,000円〜1,300円ほどが相場となります。
試験監督員
業務内容がシンプルで始めやすいおすすめの週一バイトが、試験監督員です。
試験監督員は、試験や模試の受験者を会場まで誘導、試験会場の準備、答案用紙・解答用紙の配布や回収、試験中に不正や問題がないかの監視などが主な業務内容になります。
業務の流れとしては、試験開始1〜2時間前に集まって試験の流れの説明を受けたら、その後各試験会場へ行き準備作業を行います。
試験終了後は受験者と答案用紙の数が合っているかの確認や忘れ物がないかのチェックをしてから会場を片付けて業務終了です。試験によって拘束時間が異なるので、求人を確認する際に勤務時間もよく見ておくようにしましょう。
また、試験監督員のバイトは業務内容が簡単で誰でもすぐ始められるというメリットがあります。試験中はずっと座っていられることも多く、仕事内容が楽だと感じる人が多いようです。
時給は1,000円〜1,300円が相場となります。
ピッキング業務
人気が高いおすすめの週一バイトがピッキングです。
ピッキングは、倉庫から指定された商品や在庫をピックアップしていくのが仕事で、具体例としては通販サイトなどで注文された商品を発送するために商品を倉庫内からピックアップしていく作業などが挙げられます。
このバイトのメリットは、柔軟にシフトが組めるという点です。
短期で募集していることも多いので、自分の働きたい時だけ働けます。お中元や年末年始などは繁忙期となるため、人手を集めるために短期で大量募集されています。夏休みや冬休みにガッツリ稼ぎたい学生にもおすすめです。
デメリットとしては、倉庫周りが主な就業場所なので、空調設備が整っていない職場も多いことが挙げられます。食品に関する工場などは空調が整えられている場合もありますが、空調がないときのために、暑さ・寒さ対策は十分に行っておきましょう。
時給は1,000円〜1,200円が相場です。
ポスティング業
副業などに適しているおすすめの週一バイトがポスティングです。
ポスティング業務では、まず配布するチラシが集められている事務所に行きチラシを受け取ります。企業によっては、依頼主のところまで直接撮りに行かなければいけなかったり、自宅に届いたりする場合もあります。その後、指定された配布エリア内にある家にチラシを投函していくという流れです。
配達方法は徒歩や自転車、バイクなど、勤務会社によって異なります。配り終えたら事務所に戻って、配布箇所や枚数を報告して業務終了です。
この仕事は、1〜2時間程度の僅かな空き時間でもできることから副業に非常に適しており、ダブルワークをしたい社会人にもおすすめできます。また、主婦にも運動不足を解消できるとして人気が高いバイトです。基本的に一人作業なので、人間関係に悩むこともないでしょう。
デメリットとしては、チラシの配布先でトラブルに巻き込まれる可能性があるということです。チラシを不要と思っている人も多いため、投函したことでクレームなどにつながってしまう場合もあります。また、天候に左右されやすく、大雨や風の強い日はポスティングに向きません。
給料は、時給制の場合は850円〜1,000円、歩合制の場合は1枚1円〜3円が相場となります。
引っ越しアシスタント業務
高時給の週一バイトを探している人におすすめなのが、引越しバイトです。
引越しアシスタントの業務内容は、まず引越し会社の事業所に集合して着替えや点呼を済ませて、引越し作業を行う現場へトラックで移動します。
現場についたら部屋からトラックまで荷物を搬出・搬入する動線を確保し、部屋などに傷がつかないように養生してから荷物を搬出していきます。バイトは搬出がメインで、梱包作業や家具の組み立ては社員が行うことが多いです。
体力的にきついですが、残業代込みで日給1万円以上が相場なのでしっかり稼げます。賃金が日給で管理されている場合は、荷物が少なくて早く作業が終わった場合でも1日分の給料がでます。
デメリットは、上記でも述べた通り、体力的にきつい面があるということです。体力や腕力には自信がある、バイトをしながら痩せたい、運動不足を解消したいという方には向いているでしょう。
時給は1,200円〜2,000円、日給の場合は8,000円〜10,000円(8時間労働)+残業代が大体の相場です。
携帯電話販売
接客スキルが身に付くおすすめの週一バイトは、携帯電話販売です。
携帯電話販売は、新規契約やサービス内容や料金プランの確認や案内、機種変更や新規商品の説明、電話対応などが業務内容になります。また、店頭に立って来店されたお客様の誘導や受付、商品の陳列なども行います。
商品に関する知識を身につける必要があるので、携帯の機種に詳しい人におすすめです。最新機種の知識も自然に身につきますし、日常的に使っている携帯電話の料金プランにも詳しくなれます。
もちろん、商品知識だけでなくコミュニケーションスキルも重要です。接客が好きな人や就職のために接客スキルを身につけたいといった方は、ぜひ挑戦してみてください。
時給は1,300円〜1,600円が相場となります。
オンライン家庭教師
忙しい大学生におすすめの週一バイトが、オンライン家庭教師です。
オンライン家庭教師は、塾などの事務所からパソコンを通じて生徒と通信しながら勉強を教えていくのが主な仕事内容になります。普通の家庭教師とは違って、生徒の家に行く必要がないのがメリットです。
会社によっては、わざわざ事務所に行かなくても自宅から業務ができる場合もあります。
時給は1,500円〜5,500円が相場です。
軽作業ワーク
自分のペースでコツコツ仕事をしたい人におすすめの週一バイトが、軽作業です。軽作業ワークは商品の梱包、商品の仕分けや加工・組み立て、検査・検品など、さまざまな業務があります。
業務内容が簡単で力仕事も少ないのがおすすめポイントです。また、基本倉庫内での作業なので髪型や服装は自由な場合が多く、オシャレを楽しみたい人にも向いています。
時給は900円〜1,100円が相場となります。
週一アルバイトに関するよくある質問
最後に、週一アルバイトに関するよくある質問に回答していきます。
週一アルバイトをするかまだ悩んでいる、まだ不安や疑問点があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
週一バイトは本当に週一からで大丈夫?
「週一バイトだと働き先から断られそう」「仕事がなかなか覚えられないのでは」と不安を感じてしまう人も少なくないでしょう。
しかし、飲食店では「週一からでもOK」の求人は多く見られますし、実際に「日曜の昼だけ」「金曜の夜だけ」とスポットでシフトに入っている方も少なくありません。
また、イベントスタッフはイベントが週末のみ実施されるため「むしろ土日のみ働ける人」を欲しています。
このように、週一で働くという条件を考慮しながら職種を選択すれば、週一でバイトすることは可能です。
週一バイトは稼げる?
どのくらい稼ぎたいかで基準は変わりますが、週一バイトでもある程度の収入は得られます。
例えば、週一で軽作業のバイトを始めたとします。時給1,000円のバイトを8時間勤務した場合、1日で8,000円、月に4回勤務した場合は32,000円の収入を得ることが可能です。
3万円あれば貯金も可能ですし、生活費の足しにもなります。さらに稼ぎたい場合は、引越しバイトなどの、より高時給なバイトを選ぶと良いでしょう。
週一バイトの選び方は?
「週一バイトをしたいけれど、どれが良いのかいまいち分からない」という人もいますよね。
ここでは、週一バイトの選び方を紹介していきます。自分がバイトで一番優先したいのは何なのかを決めた上で選ぶと、バイト選びで失敗する可能性が少なくなります。
「業界・職種」で選ぶ
週一バイトを選ぶ際に、業界や職種に注目する人は多いでしょう。
調理が好きなら飲食店のキッチンスタッフ、流通に興味があるなら軽作業など、自分が得意な職種や興味がある分野を選択すると、高いモチベーションを維持しながら働けます。
「給与」で選ぶ
週一バイトは働ける時間が少ないため、高い給料を得たい人はできるかぎり高時給の仕事を選びましょう。
派遣の登録制バイトや夜勤の仕事は高時給の求人が多いため、効率的に稼ぐことができます。
「労働時間・シフトの入りやすさ」で選ぶ
この日は暇だからバイトがしたいと思っても、思うようにシフトに入れなければ、なかなか稼ぐことはできません。
そのため、希望するシフトや労働時間に柔軟に対応してくれる仕事を選ぶ必要があります。
例えば、軽作業は同じ仕事を大人数で行うため、シフトの融通が利く傾向です。
「やりがい」で選ぶ
就労条件は重要なポイントですが、せっかくなら「やってみたいバイト」を選択するのも良いでしょう。
例えば、「本業が事務職だからバイトは接客で明るく」というように本業にない良さを求めるのも良いです。また、「将来教育関係の就職を検討しているから家庭教師」など、やりがいや将来性を考慮してバイトを選択するのもおすすめです。
週一アルバイトの注意点は?
先ほども少し触れましたが、希望したシフトの時間帯は人手が足りてしまっているなどの理由で、職場によってはシフトに思うように入れない場合があります。反対に「人手が足りないから別の日も出てくれないか」など、シフトをさらに増やすようにいわれることもあるのです。自分が思った通りにシフトに入れるとは限らないという点には注意しましょう。
派遣会社に登録して毎回単発でバイトを入れれば、基本的に希望のシフトに入ることが可能なので、希望通りに働きたい方は検討してみてください。
週一しか入れないと迷惑?
「週に一回しか働けないとなかなか仕事を覚えられないし、職場の人にとっても迷惑なのではないか」と思ってしまうかもしれませんが、面接などで最初から「週一で働きたい」と伝えているのであれば、週一バイトでも迷惑ではありません。しかし、「週に一回しか入らないし、仕事は大して覚えていなくてもどうにかなる」など、仕事に対して手を抜いていると、職場の人の迷惑になります。
しっかりとメモを取って、自ら仕事を覚える姿勢を見せることが大切です。
まとめ
週一バイトは、忙しい人でも空き時間にお金を稼ぐことが可能です。
「業種・業界」「給与」「労働時間・シフトの自由度」「やりがい」など、自分がバイトに求めている最重要条件から絞り込んで、自分に合ったバイトを探してみてください。
思うような求人がなかなか見つけられない場合は、派遣会社への登録がおすすめです。事前に条件を伝えておけば、その条件に合った求人を紹介してくれるため、自分で求人を探す手間が省けて、より効率的に働けるでしょう。