【シール貼りの内職バイト】月いくら稼げる？仕事内容を徹底解説

シール貼りは、「在宅OK」「作業が単純」といった特徴があり、内職の中で人気のある職種です。家で過ごす時間を少し充てるだけでお金を稼げるなんて、魅力的ですよね。

さて、そんなシール貼りの内職バイトは、月いくらほどの稼ぎを得られるのでしょうか。

この記事では、シール貼りの仕事の探し方や流れといった基本情報をはじめ、経験者の口コミ、実際に稼げる金額などを解説します。

向いている人や向いていない人の特徴のほか、派遣タイプのシール貼りバイトや、派遣会社も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

シール貼りの内職バイトの仕事内容

シール貼り内職バイトの仕事内容は、文字やバーコードなどが記載されているシールを製品やラベルなどに貼り付けるといった単純作業です。そして、仕事の大まかな流れは以下の通りです。

1.求人を探して申し込む

2.雇用先の指示に従ってシールなどを受け取る

3.シール貼り作業を行う

4.雇用先の指示に従って仕上がったものを納品する

初めての人にとってはイメージしにくい、「求人探し」と「受け渡し」について少し詳しく解説していきます。

求人サイトや求人誌から申し込む

シール貼りの内職バイトを始めるには、まずは求人を探さなくてはいけません。

すぐに求人情報を得たい場合は、スマホやパソコンなどを利用して求人サイトを閲覧してみるのが良いでしょう。

じっくり探したい人には、コンビニなどに置いてある求人誌で探すのがおすすめです。紙媒体なのでネットサーフィンが苦手な人でも情報を探しやすく、同時に複数の求人情報を比較しやすいです。

自宅にシールが届くor取りに行く

雇用先が決まったら、いよいよシール貼りバイトの始まりです。まずは、シールとシールを貼る製品を受け取る必要があります。

受け取り方法は雇用先によって違い、「自宅に届くケース」と「取りに行くケース」の2パターンあります。

両者のうち自宅に届くケースは特に問題ありませんが、取りに行くケースの場合は手間と時間がかかります。荷物が多く大きいことを考えると、車がないと取りに行くのが一般的です。

ちなみに、昨今の傾向として、雇用先がコストを抑えるために「取りに行く」という条件で求人を出している会社が多いようです。

送り返すor自分で届ける

作業が完了したら納品を行います。

納品方法にも「送り返すケース」と「自分で届けるケース」の2パターンありますので、雇用先の指示に従って納品しましょう。

シールなどを取りに行くケースにもいえることですが、会社に行く際のガソリン代は自己負担になるケースがほとんどです。遠方になるほど交通費がかさむため、自宅から近い場所をで求人を探すのがおすすめです。

シール貼り内職バイトは月いくら稼げる？

シール貼り内職バイトの給料は、「シール1枚当たりの単価×納品した数」で決まります。相場は0.1〜1円で、1円以上の案件もありますが、数はそこまで多くないようです。

では実際に、シール貼り内職バイトではどれくらい稼げるのでしょうか。シール1枚当たりの単価を1円とし、5秒に1個＝1時間で720個完成させられると仮定して、1ヶ月の給料を計算をしてみましょう。

1時間で稼げる金額は1×720個ですので、時給は720円と計算できます。

週5、1日3時間をシール貼りに充てたとすると、1日に稼げる金額は2,160円、1週間では10,800円、1ヶ月では43,200円となります。

作業スピードや作業に充てる時間を増やせば、より高額な収入を得られるでしょう。もちろん、単価の高い仕事を選ぶことも重要です。

【シール貼りの内職バイト】経験者の口コミ

シール貼り内職バイトに魅力を感じている一方で、「自分でもうまく出来るかな？」「実際はあまり稼げないのかな？」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

そこでここからは、実際にシール貼り内職バイトを経験している人の口コミを取り上げて紹介します。

きつい！悪い口コミ

シール貼りの内職バイトのきつい点やデメリットを正直に取り上げている口コミを紹介します。

シール貼りバイトを悪く評価している口コミに注目すると、「頑張らないと稼げない」というワードが多く見られました。

楽！いい口コミ

次に、シール貼りの内職バイトに良い印象を持っている人の口コミを紹介します。

シール貼りの内職バイトに良い印象を抱いている人の口コミにに注目してみると、「楽」「楽しい」というワードが多くみられました。

シール貼りの作業をきつくて大変と言う人がいる一方で、楽しみながらやれる人もたくさんいるようです。

詳しい内容はかかれていませんが、シール貼りの内職バイトのメリットとして、

・単純作業を繰り返すだけ

・覚える作業工程が少ない

・人間関係を気にしなくていい

・無心になれる

といった点があげられるのではないでしょうか。

在宅なので身だしなみに気を使わなくてもいい点や、音楽を聞きながらできると言った点もシール貼りの「楽」や「楽しい」につながる大きな魅力かもしれません。

シール貼りの内職バイトに向いている人の特徴

シール貼りの内職バイトを経験した人の口コミからわかるように、おすすめしない人や辞めてしまう人がいる一方で、楽しんでやっている人もいます。

ではシール貼りの内職バイトに向いている人の特徴について見ていきましょう。

マイペースで作業したい人

シール貼りの内職バイトは、マイペースで作業したい人に向いています。

シール貼りで求められるのは、期日に完成した商品を納品することです。案件にもよりますがノルマがないケースも多く、せかされることはありません。マイペースな人にとって、シール貼りはストレスフリーに行える内職バイトの1つといって良いでしょう。

作業をする日時に縛りがない点も、マイペースで作業したい人にとって大きな魅力です。1日のうち何時間作業するかや、週に何日働くかを自分で決められます。

在宅で作業したい人

在宅で作業したい人にもシール貼りの内職バイトはおすすめです。

在宅にこだわる理由はさまざまですが、小さなお子さんがいて離れられない人もいれば、なかなか家を空けられない人もいますし、人と接するのが苦手といった理由から在宅を選ぶ人もいるでしょう。

在宅で作業したい人が注意すべき点は、シール貼りの仕事の流れで紹介したように、案件によってはシールや製品を取りに行ったり届けたりしないといけないケースがある点です。完全在宅を求めるなら、郵送や社員が来てくれる点を条件に案件を探してみましょう。

時間を自由に使いたい人

時間を自由に使いたい人にも、シール貼りの内職バイトが向いています。お金を稼ぐことよりも、自分の時間を自由に使うことを優先したい人も多いのではないでしょうか。

シール貼りの内職バイトなら、シールと製品さえ手元にあれば、いつ、どれだけ作業するかは自分で決められます。ノルマもない案件であれば縛りがほとんどないため、趣味に時間をかけられますし、急な友人からの誘いにも対応できるでしょう。

シール貼りの内職バイトに向いていない人の特徴

シール貼り内職バイトは誰でも気軽に始められるバイトの1つですが、残念ながら誰にでもマッチするバイトとはいえません。

向いていない人が手を出してしまうと「ストレスがたまるし稼ぎにもならない」と追い込まれ、辞めてしまうという結果を招くこともあるでしょう。

シール貼り内職バイトを選ばない方がいいとされる、向いていない人の特徴を紹介します。

稼ぎたい人

まず、稼ぎたい人はシール貼り内職バイトに向いていません。

上記でおおよその稼ぎを紹介しましたが、時給を目にして驚いた人も多いのではないでしょうか。作業スピードや作業時間を増やせば比例して時給があがるものの、大きな稼ぎにはつながりにくいです。シールを取りに行ったり届けに行ったりするガソリン代なども加味すると、割が合わないと感じる人もいるでしょう。

同じ時間をバイトに費やすなら、時給1,000円程のバイトを探してこなした方が大きな稼ぎを得られます。

単純作業、細かい作業が苦手な人

単純な作業、細かい作業が苦手な人もシール貼り内職バイトには向いていません。

シール貼りは、シールをただひたすら貼り続けるという同じ動作を繰り返す単純作業です。

シール貼り内職バイトでは「シールを貼る」という作業を強くイメージしますが、細かい作業も付きまといます。例えば、台紙から小さなシールを剥がさないといけませんし、指定された場所にズレずに、ヨレないように貼らなければいけません。シールを貼りやすいように製品を並べたり、仕上がった商品を整えたりといった細かい作業もあります。

単純作業、細かい作業が苦手な人には、苦痛に感じるかもしれません。

面倒くさがりな人

面倒くさがりな人にもシール貼り内職バイトはおすすめできません。

上記で取りあげたように、シール貼りは単純な作業の繰り返しで、細かい作業も多々あります。場合によっては、車を出してシールと製品の引き取りや納品も行わなくてはいけません。面倒くさがりな人にとっては、引っかかるポイントが多いのではないでしょうか。

一度引き受けたシール貼りの仕事は、責任を持って最後まで仕上げなくてはいけません。面倒くさがって途中で投げ出しそうな人は、シール貼りの内職バイトを選ばない方が良いでしょう。

シール貼りバイトを始めるなら派遣バイトがおすすめ

もし可能であれば、内職ではなく自宅以外でシール貼りバイトがおすすめです。

工場に出向いてシール貼りをする派遣バイトなら、出来高ではなく時給で稼げますし、シールや製品の引き取り＆納品の手間がありません。好きな時間帯を選んで契約すれば、スキマ期間で自由に働けます。

派遣のシール貼りバイトのおすすめポイントを3つ取り上げて魅力を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

出来高ではなく時給で稼げる

在宅ではなく外に出るという働き方に切り替えるだけで、稼ぎはグッと上がります。給料アップにつながるポイントは、「派遣会社から派遣してもらう」「時給で給料をもらえる」という点です。

派遣バイトがおすすめの理由は、一般的な求人に比べて給料が高めに設定されている傾向にあるためです。給料が高めである理由は、バイトを探している企業が求人コストの削減や必要な時だけ雇うという雇用形態を求めているためといわれています。

そして、派遣の給料が時給計算である点も注目したいポイントです。シールの単価にも納品した商品の数にも左右されず、働いた時間分の給料を受け取ることが可能です。

引き取りや納品作業がない

派遣バイトのシール貼りは、工場などに出向いて行います。したがって、車を出してシールや製品を引き取りに行ったり、仕上がった商品を納品したりする工程が必要ありません。

さらに細かい作業に焦点をあてるとすれば、シール貼りを行うために自宅に広いスペースを確保する必要がありませんし、保管スペースもいりません。自宅に置いている間に商品が傷ついてしまわないかなど、気を張らなくていい点も大きな魅力でしょう。

スキマ時間を使って自由に働ける

スキマ時間に働くといえば在宅ワークをイメージしますが、派遣を好きな時間＝スキマ時間に契約すれば、在宅ワークと変わりなく好きな時間に自由に働けます。

案件にもよりますが、シール貼りバイトを募集している時間帯は幅広く、9時〜17時頃までの日勤はもちろん22時〜7時頃に働く夜勤も選べますし、夕方〜夜までという時間帯の募集もあります。もちろん時間帯を細かく選べるケースも多いです。

同じスキマ時間を使うなら、在宅内職の煩わしさがなく、時給で給料を受け取れる派遣のシール貼りバイトを検討してみてはいかがでしょうか。

シール貼りバイトを始めるのにおすすめの派遣会社

「稼ぎやすい」「手間がかかりにくい」「スキマ時間で働ける」と聞いて、派遣でシール貼りバイトを始めてみたいと思った方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、派遣を検討したい人に登録をおすすめする人気の派遣会社をピックアップしてご紹介します。

ぜひチェックしてほしい派遣会社は以下の3社です。

各社の特徴を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

テイケイワークス東京

テイケイワークス東京は、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、愛知県の求人に強い派遣会社です。

テイケイワークス東京はジャンルを問わずさまざまな職種の求人を保有していますが、「軽作業・短期・日払い・簡単」といったワードを含む求人を得意としています。条件がぴったり合うシール貼りの求人はもちろん多数掲載されており、働き方の選びやすさはもちろん、ガッツリ稼ぐことも可能です。シール貼りのバイトを探すなら、テイケイワークス東京が最も探しやすいといっても過言ではありません。

また、シール貼りと同じような単純作業を行うバイトも多く掲載されているため、「これならできるかも！」という違うバイトも発見できるでしょう。

登録方法はいたって簡単で、登録説明会に参加するだけです。条件が合えば最短2日以内にはバイトを紹介してもらえるでしょう。

綜合キャリアプション

綜合キャリアオプションは、テレビCMや広告などのコストを抑え、待遇アップに貢献しているという特徴を持つ派遣会社です。他の派遣会社に比べると時給の水準が高いと言われているほか、交通費が支給される案件も多く取り扱っています。

取り扱っている求人数も多く、もちろんシール貼り求人も多数保有しています。求人情報には、シール貼りバイトのおすすめポイントや職場の雰囲気、仕事内容が詳しく掲載されているので、初めての人でも働き方をイメージしやすいでしょう。

テンプスタッフ

テンプスタッフは、業界最大級とも言われる求人数を誇る大手派遣会社です。対応エリアが非常に広く、全国各地の求人を取り扱っている点も大きな魅力です。

福利厚生が充実していたり有給休暇を取得できたりと働きやすさが群を抜いているほか、無料研修やサポート体制によるスキルアップを目指せるといった点も注目されているポイントです。

受付業務やコールセンターなど事務やオフィスワークに強い一面を持ちますが、もちろんシール貼り求人も保有しています。地方にも多くの拠点があるので、登録会には比較的参加しやすいでしょう。

【シール貼りの内職バイト】よくある質問

最後に、シール貼りの内職バイトで良く取り上げられる疑問点を4つ取り上げて紹介します。知っておくとためになることばかりなので、ぜひ参考にしてください。

給料はどうやって受け取るの？

シール貼りの内職バイトで得た給料は、現金手渡しで支払われるケースが多い傾向にあります。

現金手渡しが選ばれているのは雇用側のコスト削減策の一環で、振込にかかるコストを抑えるために選ばれているようです。働く側としては給料日に車を出して取りに行く必要があるため、ガソリン代などの出費がかさむ一因になってしまうでしょう。

給料を振込んでくれる企業もあるようですが、その分単価が低く設定されている可能性があるためよく確認することをおすすめします。

高校生でも働ける？

シール貼りは特別な知識が必要ないため、高校生でも働いてみたい！と考える方も多いのではないでしょうか。

高校生でもシール貼りで給料を得ていいのかというと、求人情報の条件次第では高校生でも働けます。シールや製品の受け取りや納品に関しては車での移動が必須となる場合があるので、親御さんに了承を得たうえで行うと良いでしょう。

一方で、なかには「高校生不可」としている案件もあります。条件に細かく記載されていない場合は、申し込む前に電話で問い合わせてみるのがおすすめです。

シール貼りのコツは？

シール貼りをうまく進めるコツは、「ピンセットを使う」ことと「シールを貼る製品を固定する」ことです。

ピンセットを用意すると、シールを扱いやすくなり、シールを貼る場所のポイントもおさえやすくなります。

製品を固定できれば、シールを正しい位置に貼ることだけに集中できます。製品に傷を着けないような素材のもので、フィットさせられるものを用意したり、自作したりするのがおすすめです。

ちょっとした工夫で作業スピードが上がるため、紹介した2つのコツをはじめ、いろいろ試してみると良いでしょう。

内職も確定申告は必要？

結論からいえば、内職でも確定申告は必要です。

ただし、確定申告が必要なのは条件に該当している場合で、内職を専業としていて、その所得が所得税の基礎控除額48万円を超えた場合とされています。もしこの条件に当てはまらなければ、確定申告をする必要はありません。

ちなみに、確定申告が必要なのにしなかった場合は「無申告」扱いとなり、「無申告課税」というペナルティが課される可能性があります。ペナルティ分を上乗せした税額を納付することとならないよう、確定申告にはよく注意してください。

まとめ

シール貼りの内職バイトについて紹介してきましたが、シール貼りの内職バイトは「稼げない」という印象を強く持った方が多いかもしれません。しかし、「在宅でできて単純作業でお金がもらえる」という点は、大きな魅力であることに間違いありません。努力とちょっとした工夫があれば、シール貼りの内職バイトでも収入アップは目指せます。気になっている方は、ぜひ挑戦してみてください。

もしシール貼りの稼ぎを良くしたいなら、派遣バイトに切り替えてみるというのも良いでしょう。時給制で給料が良く、自分で決めた時間内のみ働くだけです。ここで紹介した派遣会社を参考に、ぜひ登録を検討してみてください。