スーパーや衣料店で「品出し」の求人を目にしたことはありませんか?
レジ打ちや試食販売ならなんとなくイメージできそうですが、「一体品出しって何?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、品出しは表に出ない裏方の仕事のため、実態がつかみづらくなっています。
なんとなくきつそう、どんな人が働いているの?雰囲気がわかりにくい、などさまざまな疑問が浮かんでくると品出しバイトですが、今回は「きつそうに見えて実は楽?品出しアルバイト」について、徹底的に解説していきます!
品出しバイトとは?
売り場の商品管理を任されるのが品出しバイト。これは食料品を扱うような現場でも、衣料品店でも同じです。
規模が大きくなればなるほど、品出し専門のアルバイトが雇われ、小規模なお店だとレジ打ちやその他の業務と兼任することになります。
力仕事もあるので、どちらかというと男性向きでしょう。
働いている年齢層は割と低く、高校生~大学生が多いようです。
覚えることは少ないため、アルバイト初心者でも問題なく働けるのが特徴となっています。
品出しバイトの仕事内容
1.売り場の商品在庫の確認
品出しの作業をする前に、やらなければいけないのは売り場の確認。どの商品が品薄になっているのか、お店が売り出したい商品はなんなのか?
状況によって商品を補充しなければいけません。
目視で確認して補充する、それが従来のやり方ではあるものの、最近ではコンピュターで管理されているところも多く、商品がレジを通れば自動で在庫が減るシステム。
バックヤードで在庫表を確認しながら商品補充を行っていきます。
2.商品の前だし
文字通り、商品を棚の前に出します。
お客さんは陳列のことまで考えて商品を取っていくわけではありません。そのため、たくさんのお客さんがお店を訪れた後は、商品が見えづらい状態になっていたり、無駄な空間ができてしまうものです。
そのため、賞味期限の短い順番に並べ直したり、衣料品であれば洋服を綺麗に畳み直していきます。
3.商品の補充
バックヤードに保管されている商品を売り場に並べる作業です。
大掛かりなものになれば、箱ごと持って行き、そうでない場合はバラした状態で1つ1つ並べていきます。
頻繁に商品の補充が求められるのは、売れ行きの良いドリンク類です。
4.期限の確認・割引
最後に、割引シールを貼ったり、期限切れの商品を引き下げるのも品出しの仕事になります。
主に、お弁当やおにぎり、パンなど、賞味期限が短めの食品が対象です。
店舗によって決まりは異なりますが、売れ残りを防ぐため、夕方に期限を確認して割引シールを貼ります。
営業後に売れ残った食品は廃棄処分となってしまいます。
品出しバイトのメリット
品出しの仕事内容が分かったところで、次は品出しバイトのメリット・デメリットについてご紹介します。
- ・接客が苦手でも大丈夫!
- ・初心者でも安心の単純作業
- ・わずらわしい人間関係はなし!
それぞれ見ていきましょう。
接客が苦手でも大丈夫!
常に表に出ている状態ではありませんから、接客の機会はほとんどありません。そのため、クレーム対応や接客することはほぼないと考えていいでしょう。
接客が苦手で、あまり人と関わらない仕事をしたい……と思っている方におすすめの仕事となっています。
初心者でも安心の単純作業
品出しの仕事は、マニュアルに従っていれば業務はスムーズに進みます。お客さんの意見に左右されたり、上司の気分次第で仕事の内容がガラッと変わる、なんてことはありません。
他の仕事と兼務する場合は別ですが、単純作業と考えていいでしょう。
難しい仕事や複雑な仕事を避けたい人にとってはメリットになります。
わずらわしい人間関係はなし!
作業自体はチームを組むようなこともなく、自分で商品の在庫を確認し、補充する繰り返しになりますから、職場の人間関係に悩まされることもありません。
ですから、人間関係が嫌で前職を辞めた人や接客業が苦手だと考えている人には最適の仕事でしょう。
品出しバイトのデメリット
次はデメリットについてご紹介します。
- ・きつい力仕事もある
- ・仕事内容に飽きてしまうことも
- ・検便がある店舗も
それぞれ見ていきましょう。
きつい力仕事もある
品出しのバイトは、重労働になる可能性が高いです。
前述したように、ドリンクの補充は頻繁にあり、それも乳製品、清涼飲料、アルコールと種類もさまざま。24缶入りの箱や2Lのペットボトルをまとめて運ぶこともあるため、体力が必要になるでしょう。
もちろん、全てが手作業ではなく台車を用いることがほとんです。しかし、それはそれでお客さんにぶつからないよう注意しなければいけませんし、一定の場所にとどまっているとクレームに繋がってしまうことも。
仕事内容に飽きてしまうことも
また、単純作業が簡単で楽な反面、仕事に慣れてくると飽きてしまうのもデメリットとしてあげられます。
単純作業が好きな方はもくもくと仕事できますが、接客業が好きな人が品出しの仕事をやると、「退屈」だと感じてしまうこともあるでしょう。
検便がある店舗も
スーパーなどのアルバイトでは検便が必ず義務付けられているわけではありません。しかし、大手のスーパーでは義務付けられている場合もあります。
食品に直接触れる部門以外はない場合が多いですが、抵抗がある!やりたくない!という方は面接の際に確認した方が良いでしょう。
品出しバイトの時給と勤務時間
次は、気になる時給と勤務時間について見ていきましょう。
時給
品出しバイトの時給は。全国平均で997円ほどとなっています。
東京:平均1,187円大阪:平均1,082円
名古屋:平均1,072円仙台・福岡など地方都市:964円~1,000円
地方:857円~920円ほど
東京と地方では時給の差が大きいので、働く場所によって収入は変わるでしょう。
勤務時間
時間帯は大まかに「午前〜昼」「午後〜夕方」「夕方〜閉店」にわかれます。
6時間〜8時間で働ける職場が多いようです。
自分の生活スタイルに合わせて働きやすいので、家事や育児、学業などとの両立もしやすいでしょう。
品出しバイトの口コミ
実際に品出しバイトをした事がある方の口コミを見てみましょう。
良い口コミと悪い口コミの両方をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
品出しバイトの良い口コミ
20代男性
人間関係が薄くてとても楽です。
正社員の方だけ常駐ですが、その他はすべてバイトの現場で働いていました。入れ替わりが激しいわけではなく、働ける日が決まっている人が多いようで、一定の人と顔を合わせることが少なかったです。
売り場の担当が決められていて、全員がレジ打ちを行える感じ。ですから、作業は別々に行われますし、休憩時間も個々で取り、弁当を食べ終わったらすぐに現場に戻ります。
おそらく皆の共通意識はさっさと仕事を終わらせて、さっさと帰りたい、だったと思います。
歓迎会や新忘年会なども全くなく、飲み会を行ったことは一度もありません。
20代男性
正直人と話すのが得意じゃありません。だから品出しのバイトは気に入っています。
話しかけられると言っても、「トイレはどこですか?」とか「シャンプー置いてる?」と言った程度のことですから、一言二言で会話はすみます。
コミュ障でいろんなバイトを諦めた人におすすめしたいです。
売り場の管理と言っても、バックヤードにデータは揃っていますから、それを見て品出しをやればいいだけです。
時間帯ごとに仕事が決まってますし、朝~夕方までは基本的に商品の補充。お惣菜が長時間お店に並んでいる場合は、割引シールを貼りに行く。
全てルーティーンで決まっていると言っても過言じゃないので、仕事に慣れるのが他のバイトよりも早いと思います。
時給が安いのはちょっと不満ですが、交通費もきちんと出るし、バイトであってもお菓子や日用品を通常よりも安く購入することができます。
20代男性
働きやすい職場が多かった印象です。
主に派遣会社から品出しのバイトを行っていたんですが、マニュアルがしっかりしていますから、その通りに仕事をやれば文句を言われることなんかありません。
中でも全国チェーンのスーパーでは、社員の方がすごく優しく接してくれました。
初出勤の日、丁寧に仕事を教えてくれ、ちょくちょく顔を出し、「あの商品少なくなってるの気付かなかったありがとう」などと声をかけてくれ、気持ち良く働くことができました。
意外だったのは、従業員割引で食料品が買えること。セレクトショップで社員割とかバイト割があるのは良く耳にしますけど、まさかスーパーでも適用されるとは!
ほぼ売り出し定価の半額で買うことができました。
お惣菜が売れ残ることは稀なんですけど、そう言った残り物も、「若いから大変だろう」というイメージだけで持って帰るよう言われていました。
1人暮らしをしていた頃でしたから、本当に助かりました。
時給は安いかもしれないけど、それ以上のメリットがあります。
接客が苦手でも気軽に働く事ができるというメリットのある品出しバイトですが、仕事に慣れるのが他のバイトよりも早い、働きやすかったという口コミが多く見られました。
また、商品を安く購入できたり、売れ残りを貰えて助かったという声も!
話すのが苦手な方には天職と言えるかもしれません。
品出しバイトの悪い口コミ
20代男性
パートのおばちゃんたちの権力闘争に巻き込まれました。
全国チェーンではなく、地元の中規模スーパーで働いていた時のことです。
店長と、主任、私と、レジ打ちがメインのおばちゃんが7人いる職場で、私は品出しとレジのヘルプを行っていました。
業務中の会話はそれほどなかったんですが、休憩時間はおばちゃんたちと食事。すると店長や主任、他のパートの人の悪口合戦になります。
水を向けられることも多々あり、あいまいな言葉でその場を濁すと、「あの人のことが好きなのか?」などと訳のわからない質問をされました。
若くて綺麗な女性が新しく入ってきた時には、壮絶な無視攻撃。私がレジのヘルプに行こうもんなら、私にまで攻撃が飛び火してきました。
昔から女性がたくさんいる職場は何かと難しいと聞いたことがありますが、店長はともかく主任はもはや空気のような存在の人で、何の解決策も取ってくれませんでした。
仕事自体は楽だし気に入っていたのに、女性社会で働く場合は人間関係に気をつけるべきですね。
30代男性
全国チェーンのスーパーで学生の頃に品出しバイトをやっていました。
平日はお客さんもそれほど多くないんだろうな…そう考えてなめてました。朝から戦争のような状況です。
閉店してからの作業はほとんどありませんから、開店する前にほとんど商品を陳列しなければいけないんです。
開店まで時間との勝負だから焦ります。一番ハードなのがドリンクコーナー。焦って重い荷物を手持ちで運ぼうとしたところ、腰を痛めました…。
その後は歩けはするものの、バックヤードと売り場までの距離に一苦労。社員さんからも「今日は帰っていい」と言われる始末で、結局その日から動けなくなってしまった私は、退職することになりました。
焦っているといいことありませんし、品出しは重労働だと考えた方がいいです。
10代男性
お店に出る時間は限られているのだから、それほど問題ないと思っていたら、髪型やピアスを注意された。
お客さんに不快感を与えるから、前髪は目にかからない程度に切れ、仕事中にピアスは付けてくるななど。
じゃあレジ打ちをしているパートの女性はなんなんだろう?茶髪だし、ピアスどころかネックレスまで付けている。
基準があいまいだし、一番若いからってことでターゲットにされているように感じました。
「爪を伸ばすのもやめろ」と。
自分で言うのもなんだけど、毎日綺麗にしてますよ。細かいところをネチネチと指摘してくるくせに残業は多い。
お客さんは閉店前には誰もいないのに、「明日の準備が肝心」とか言って、週5日の勤務のうち3日は残業させられました。
その間の残業手当は通常時給。しかも15分単位で区切るから、中途半端に働いた場合は切り捨て。
ブラックバイトってこんなところなんだと実感しました。
やはり重い物を持つ事が多いので、腰を痛めてしまった、体力的にきつかったという声も見られました。
どのバイトにも言える事ですが、店舗によって方針や働いている人が異なるので、人間関係での問題は働いてみるまでわかりません。バイトを始める前に、働いている人たちを観察しておくのも良いかもしれませんね。
品出しバイトに向いてる人とは?
1.アルバイトの経験があまりない人
接客がありませんから、何もわからない……という状態でも誰にも迷惑をかけることはありません。
商品を決まった場所に決まった数だけ陳列していくだけで済みますし、仕事を覚えるのも楽でしょう。
高校生でも求人募集をかけているところは多いので、最初のアルバイトとして選ぶのに適しています。
2.人間関係を求めていない人
品出しは個人で黙々と作業を行うのが基本。そのため、同僚と常にコミュニケーションをとったり、上司の指示を仰ぐようなケースはほとんどありません。
働いている人も、家事の合間に仕事をしている主婦が同僚となるためプライベートな付き合いは求められないでしょう。
3.土日に働きたい人
通常であれば、皆が休んでいる土日に働きたくないと考える人がほとんどだと思いますが、逆に土日にしか働けない!という人にはぴったりです。
多数のお客さんが詰めかける週末に働ける人であれば、採用率も格段に上がります。
【求人を探すなら】品出しバイトおすすめ会社
1位 テイケイワークス東京
運営会社 | テイケイワークス東京株式会社 |
求人数 | 474件(2022・5・23時点) |
得意な職種 | 軽作業、物流関係 |
テイケイワークス東京は関東圏に複数視点を持つ人材派遣会社です。
求人数が多く、品出しバイトの求人も、もちろんあるのですぐ仕事が見つかります。
サポート体制もしっかりしており、わからないことや不安なことがあれば、スタッフに相談できる環境なので派遣の仕事が未経験でも安心して仕事ができます。
2位 アデコ
運営会社 | アデコ株式会社 |
求人数 | 10,314件(2022・5・23時点) |
得意な職種 | オフィスワーク・事務、軽作業、金融、営業・販売、医療・介護関連 |
アデコは東京千代田区に本社を持つ人材派遣会社です。
大手企業や有名企業の求人が多く、幅広い業種の求人を掲載しています。
また、2020年4月1日より派遣社員の待遇を強化。交通費の全額支給や各種祝い金や健康診断等、派遣利用者に優良な会社となります。
求職者の要望やキャリアプランの相談に乗ってくれるキャリアカウンセリングのフォローがあり、自分にあった仕事がみつかるでしょう。
スーパーの品出しの求人も数多く掲載しています。
3位 マンパワーグループ
運営会社 | マンパワーグループ株式会社 |
求人数 | 登録後閲覧可能 |
得意な職種 | オフィスワーク・事務系、軽作業、コールセンター、IT系、クリエイティブ系、営業・販売 |
マンパワーグループは世界80カ国に関連会社を持ち、米国マンパワーグループの日本法人として1966年に人材会社として設立した会社です。
グローバルな会社であることから外資系企業求人に強いだけではなく、日本の大企業の求人も多く掲載されています。
未経験で不安な方でも働く求人について事前にどのような仕事内容なのか等詳しく教えてくれるので安心でしょう。
人材ビジネス2019年11月号第32会派遣スタッフ満足度調査「今後もこの派遣会社で仕事がしたい」部門で1位を獲得している優良会社です。
スーパーや精肉店の品出しの求人が掲載されています。
4位 パーソルテンプスタッフ
運営会社 | パーソルテンプスタッフ株式会社 |
求人数 | 43,827件(2022・5・23時点) |
得意な職種 | オフィスワーク・事務系、軽作業、コールセンター、IT系、クリエイティブ系、営業・販売、保育・介護系 |
幅広く求人を扱っており、求人者の要望や希望に沿ってキャリアプランを考えてくれるフォロー体制が魅力です。
スタッフ自身が派遣先に定期訪問して直接お話をしているので、派遣先の現場に近い情報を事前に聞けるので、希望とズレのない仕事が見つかると思います。
福利厚生が充実しており、社会人としてのマナー研修も行っているのでおすすめの派遣会社です。
主に、主婦層が活躍しているスーパーの品出しバイトの求人が多くあります。
5位 テクノ・サービス
運営会社 | 株式会社テクノ・サービス |
求人数 | 1,638件(2022・5・23時点) |
得意な職種 | 組立・加工系、食品加工・トッピング系、検査・チェック系、物流系、軽作業系、機械操作系、オフィスワーク系 |
“お~人事”でお馴染みのスタッフサービスのグループ会社で、仕事に対する不安や悩みについてのフォロー体制が充実しており、気軽に相談できる点が魅力です。
福利厚生がしっかりしていて、長く働ける体制が整っています。
スーパーの品出し求人も多く掲載されています。
品出しバイトの面接対策
おすすめの会社を紹介しましたが「受けようと思うけど、面接って何を準備すればいいの?」と新たな不安を感じるでしょう。
本項目では、品出しバイトにぴったりの志望動機例文や面接で気をつけたいポイントについて解説します。
事前準備をすれば、採用を勝ち取れる可能性は高まります。
面接の持ち物は?
初めてバイトを始める方は、何を持っていけば良いのか分からない方もいるはずです。
当日慌てないように、持ち物もしっかりチェックしておきましょう。
- ・履歴書(持ってくるよう指示があった場合)
- ・面接場所の住所・地図(メモや携帯に入れておくと安心)
- ・面接担当者の名前と連絡先のメモ
- ・筆記用具
- ・スケジュールが分かるもの
- ・スマホ、携帯電話
- ・印鑑
印鑑は採用が決まった場合、必要書類を記入する際に必要になる場合があります。
必要なものは事前に教えてもらえる場合もありますが、面接担当者の名前と連絡先のメモなどは、何かあった時に持っておくと安心です。
面接では何を聞かれる?
どんなバイトの面接にも共通する事ですが、
- ・自己PRや長所・短所
- ・いつから働けるか
- ・シフトはどれくらい入れるか、どれくらい働きたいか
- ・通勤手段・通勤時間
上記のものは聞かれる可能性が高いです。しっかりとバイトを続けていくために、正直に答えましょう。
また、品出しバイトはスーパーで働く事が多いので、
- ・惣菜部門など他の職種でもよいか
と聞かれる場合もあるかもしれません。人が足りない部門に回されてしまう場合もあるので、自分のやりたい仕事が決まっている場合はしっかりと伝えましょう。
志望動機例文
志望動機には「なぜこの仕事を選んだのか」「どんな風に活躍できるか」を記載しましょう。
志望先はあなたが戦力になるかを見極めるために面接をしています。「私はこのように貴社に貢献できます」と伝えられれば説得力のある志望動機を作ることができます。
今回は品出し志望動機の例を1つ紹介しますので、自分のスタイルに合わせて活用してみて下さいね。
例:)
私が貴社の品出しバイトを志望した理由は「コツコツ丁寧に作業を進める長所を活かせる」と考えたからです。また、高校時代に運動部に所属していたこともあり、体力に自信がありテキパキと働くこともできます。
仕事は丁寧かつ迅速に進め、かつお客様に気持ちよくお買い物を楽しんでいただける売場作りに尽力したいと思います。
ハキハキとした挨拶と返事が大切
面接では「挨拶」「返事」に気を配りましょう。
どんなに志望動機が良くても、あなたに能力があっても、返事の声が小さかったり挨拶ができなかったりする場合、仕事を任せようとはしません。
面接は緊張します。しかし挨拶と返事は必ず元気よく行いましょう。
質問したいことは遠慮なく聞く
面接はあなたが仕事に適しているかを見定める場ではありますが、あなたが志望先との考えをすり合わせる場でもあります。
仕事内容や給料面、気になることは質問して解決しましょう。
しかし、求人情報に記載のあることを質問すると「文章を読んでいないのかな」と不信感を抱かれてしまいます。
求人情報を熟読の上、疑問に思ったことを質問するよう努めましょう。
服装は清潔感がある格好で
品出しのバイト面接にスーツを着用する必要はありませんが、清潔感がある服装を心がけましょう。
具体的には、白のシャツやブラウスにスラックスといった服装にすると、好印象を持たれます。面接の場ですから、スウェットやジーパンは厳禁です。
【品出しバイト】よくある質問
最後に、品出しバイトを始める際によくある質問についてお答えしていきたいと思います。
- ・品出しバイトって楽?きつい?
- ・高校生でも働ける?
- ・髪色は自由?
この3点について見ていきましょう。
品出しバイトって楽?きつい?
実際の口コミからわかるように、品出しバイトが楽かきついかは働く人によって異なります。
接客面・作業内容では楽という声が多く、重い物を運んだりなど、体力面ではきついという声が見られました。
自分がどの面を重視するかで楽かどうかは変わってくるでしょう。体力はあるが接客は苦手……という方なら、快適に働けるはずです。
高校生でも働ける?
高校生の場合でも、品出しバイトをすることはできます。
しかし、18歳未満の高校生の場合は保護者の同意を求める会社も多いです。面接の際に同意書を持参するよう言われることがあるので、応募の前に親と話し合っておきましょう。
また、バイトが禁止されている高校もあるので、そういった場合も面接で確認されることがあります。高校からの同意書が必要になるケースもあるので、心配な方は面接の前に確認しておきましょう。
髪色は自由?
品出しはあまり表に出てこない仕事なので、髪色が自由にある場合も多いです。
しかし、食品を扱う仕事なのでピアスなどの装飾品は禁止されている事が多くなっています。
髪色についても、働く店によって決まりは異なりますので、明るい髪色にしたいという方は事前に確認が必要です。
面接の際は暗めの髪色で行くと印象が良いですよ。
品出しバイトで働く前に知りたい情報まとめ
最後に、これまで紹介した品出しバイトの特徴をまとめてみましょう。
・仕事内容は商品陳列がメインだが、店舗によってはレジ打ちを任せられる場合もある
・人間関係が希薄なため、人との関わりが苦手な人におすすめ
・重い商品の取扱があるため、体力が必要
・勤務は土日がメイン
・6~8時間勤務が可能なため、ある程度まとまった収入を得られる
・バイト初心者におすすめ
就労先の従業員によって、人間関係のトラブルに巻き込まれる可能性は多少想定できます。
しかし飲食店のホールのように接客がメインではないため、辞めたいほど人間関係に負担を感じるケースは少ないでしょう。
自分に適していると感じた場合には、ぜひチャレンジしてみてくださいね。働き始める際には、こちらの記事もぜひご覧ください。
品出しバイトの志望動機の書き方は?例文や面接の対策も解説